ここ数日、なんか日記に書いてる文章量が多いですね。
少ないときには少ないのですけど、しばらく長いのが続いているなぁ。
まぁ、今日はアレだったんですけど、このところ年末年始の予定が段々と埋まりつつあります。
このところ、夕飯のあとでネットにつなげると、いつのまにか時間がかなり経過しています。
あれ? なんで? 状態。
時間が足りない。
なんか、毎日、色々とやり残しているような気がする今日このごろ。
NHKで今日までやっていた「あさきゆめみし~八百屋お七異聞」ですが、罪人で牢に入れられていた割にはきりな格好していたなぁ。
市中引き回しの後火刑なんですけど、今ウィキペディアを見たら、市中引き回しのときって、有名な罪人のときは罪人が貧相だと市民の反感を買うので、化粧させたり服をきれいにしたりしてたんだそうな。へぇ。
どうしても市中引き回しというと、馬でひきずって回るという印象があったのですが、馬に乗せて晒し者にするものなんだそうです。引きずるまわしはしないと。
で、出家した吉左がお七に三三九度だ、と言っていたのですけど、出家した坊主が妻帯できるのか?と調べてみたら、浄土真宗では妻帯が認められていたんですね。
(まぁ、現代では出家は戸籍の関係で認められていないので、関係なくなっていますけど。。)
どうにも、この日本の仏教の系列がよくわからないや。
日本に仏教が伝来したのは飛鳥時代で6世紀ごろだとすると、インドでは前期密教の時代。
華厳宗みたいな奈良仏教の時代もまだ大乗仏教の時代かなぁ。
時代が下って、本格的に仏教を学ぶために遣唐使のひとりとして訪唐した空海は密教を習得してきてる。
法華宗とか浄土宗とか禅宗は鎌倉時代に生まれてるみたいですね。
仏教 बौद्धदर्शनम् [Buddhadarśanam] が生まれたインドでは、仏陀の時代の原始仏教のあとで上座部仏教(小乗仏教)、大乗仏教、密教となっていったんですね。
原始仏教はどちらかというと哲学的なものだったはずで、仏陀は自分を拝めることを禁止したんですけど、弟子たちは結局、仏陀を神聖化して宗教にしてしまったということで。
上座部仏教では、厳しい修行に耐えられる一部の選ばれた修行者が戒律を守るものですね。タイが上座部仏教の国だということは知っていたんですけど、スリランカ、ミャンマー、ラオス、カンボジアなども上座部仏教の国なんですね。それなんで南部仏教とも呼ばれてるとか。
涅槃に至ることを、修行者に限定しないで大衆にまで広げたのが大乗仏教 महायान Mahāyānaですね。般若経はこの大乗仏教の教義を説いてるんだとか。
密教は大乗仏教の一部とされてるようですけど、さらに民間宗教なども取り込んで大衆化したものみたいです。呪術的な色彩が強まってきて、性的なものに対してもオープンになってきたようで。インドではその傾向が極端に強まってしまって、かなりインモラルなものになっていったようです。(無上瑜伽タントラ) その後のイスラム教の侵出でインド仏教は消滅したとか。密教そのものは中国やチベットの方に伝来して、平安期には日本にも伝来しています。大衆化した部分については、伝統的な戒律と真っ向から衝突するので、そこらへんは抽象化されたイメージの世界で修行するスタイルに移行していったようで。チベット仏教はそこらへんのバランスを取りながら進化したようですね。
密教の段階では、本尊が釈迦から大日如来などの他の仏陀に移行していったみたいです。
インドでの仏教はその後、ヒンドゥー教とかに吸収されてしまったようですね。大衆化しすぎて、仏教である必要性がなくなってしまったみたいで。
この項は色々とあちこちかで見たことをまとめただけなので、誤解やら間違いとかいっぱいあると思います。
参考にはしないように。