都心で15時ごろに雪が降ったらしいですね。
初雪ということで、例年よりも14日ほど早いとのこと。
都心よりも3度ぐらい気温が低いうちはかなりきついです。
暖房焚いても室温が上がりません。
なんというか、家の中で凍えて遭難しそうな感じです。
ぶるぶる。
今日は連れがオカリナの練習だったので、国分寺で合流してBaquetで夕飯を食べました。なんか、今日はBaquetも混んでいましたが、まわりの店も列ができていました。
どうにも、このところ物理とかへの関心を呼び戻すような話しが多くて。
前にマイミクさんとこで話題になった相対論の話がきっかけかな。
で、この作品も色々と思い出させてくれました。
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主人公は、生き物がロボットに見える紫色の不思議な目をした女の子。。。じゃなくて、その友達の女の子。
ひょんなことから量子的な重ね合わせみたいな状態になってしまい、自分の望みをかなえるために、可能性の世界を渡り歩いていくという。
量子論のコペンハーゲン解釈とか多世界解釈だとか、フェルマーの原理だとかシュレーディンガーの猫だとか。
でも、この話のミソは、この主人公の少女は量子論についてちゃんと学習したわけではないこと。(実際、多くの可能性の世界の中でも挫折している。) 自分はシュレーディンガーの猫のような存在になったんだと考えているけど、どこにもその論証はなくて、あくまで主人公が状況的に結論してるだけなんですよね。
ちなみに、イラストを描いている綱島士郎による漫画も出ています。
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https://www.amazon.co.jp/dp/9784048911870
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小説が出たのが2009年なのに対し、漫画の方が完結したのは今年になってからだったのですね。タイミング的にはちょど良く見ることができました。
小説の方が面倒という向きには漫画の方から見てみるのもいいかも。
それでも、この独特の雰囲気は小説の方も読んだ方がいいかと。
ちなみに、この小説について知ったのは、空想ライトノベル読本という本なのですね。
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この本の著者の福江純教授についてはアニマソラリスのインタビューで取り上げられています。というか、何度も取り上げられていますので、興味がありましたらどうぞ。まぁ、この先生の言はかなり飛躍があるような気はするのですが。。ファンタジーなのですね。これも2010年に出てるので古いのですが。。今ごろになって読んでるやつ。まぁ、なにせ3年前の本なので、当時まだ続刊があった作品ももう完結したりしてるのもありますが。興味があっても、あまりにも巻数が多くて手が出せないところがなんとも ^^;;;