いえ、はじまる、というか寝る前だったので感覚的には昨日なのですが。。。
12日4時22分ごろ、突然、携帯がきゅんきゅんいいだしたんです。スマフォに変えてからははじめての緊急地震速報です。
びっくりしましたよ。
直後にゆらゆらとした揺れがきました。福島県沖を震源とする地震があったようです。福島県の方では震度4だったみたいで。
マグニチュードは6.8で、震源の深さは10キロだったみたいです。
東日本大震災の余震だったのではないか、ということですが、これで余震が活発化するということはない、との説明です。
20センチぐらいの津波も来たようです。
被害がなくてなによりです。
でも、こんな時間に緊急地震速報ですから、福島の方の人達はあわてただろうなぁ。
競書の試験の最後ということで、顔勤礼の臨書をまたやりました。
ちなみに、本物の一部はWikipediaにあります。
「州」の字が右に寄っていますが、これはわざとです。落款、つまり名前と印を押すことで全体のバランスが取れるようにするためです。
これは押してないやつだからバランスが取れてなく見えるのですね。
もっとも「華」も右に少し寄っている気もしますが。
試験としては字がいりこになっているとまずいので、これは除外されました。「州」と「刺」が上下で重なっていますよね。
他にも下が余りすぎているやつとか、字間が均等でないのとかもありました。
で、一番良いやつに落款を入れて試験として提出。2番目のは朱で丸が入りましたので、ここには載せられません。
終わってから、日本の書の題材をどうするか、などを相談しました。やっぱり日展とか読売の先生方が審査員に名を連らねているので、独立や毎日の系統とはかなり違うということで、それの対策をしないといけないな、と。あっさりとした形のものが好まれるということですね。ううむ。
それにしても、独立の先生方は結構あちこちから引き上げてしまっているみたいです。この日本の書でもそうですし、武道館の書き初め展の方もかなり引き上げてしまった、ということで、傾向が変わってきているということです。武道館の方もこれからは入選しにくくなるのかなぁ。。。毎年、賞を取って表装されてくるのが楽しみだったんだけどなぁ。
自分の作品がかなり独立の系統の書風になってきているので、段々マイノリティー化してるようにも見えますけど、まぁ、今まで積み上げてきたものを継続して鍛えていくしかないですがね。
でも、あちこちに露出してみても目を引かれない、というのは問題だなぁ。
根本的に何か足りないんだよなぁ。
精進、精進。
最近、新宿の紀伊国屋書店には謎の人が多いです。
謎というか、本棚の前で本を手に取るでもなく、携帯をかちかちやってる人がかなりいること。
本屋にいるときに携帯で調べ物すること自体があまりよろしくないように思えますが、そもそも調べ物をしてるわけでもなく、普通にネットやってるみたいで。
何しに来たんだあんたら、状態。
本を物色してるならわかるんです。
百歩譲って、欲しい本の関連情報を調べてるのでもまだいい。
でも、平台の本の上に荷物を置いて関係ないネットやるのはやめて欲しい。
で、話題は違うのですが。。
紀伊国屋書店から出ようとしてるときに聞いたある二人連れの会話。
「お、涼しいね」
「そうそう、涼しくなかったら入らないもんね」
涼しくないと来ないものなの?