歴史作家の陳舜臣(ちん・しゅんしん)氏が老衰のため21日亡くなったそうです。90歳。
90年に日本国籍を取得していたんですね。
中国の歴史小説のところで良く名前を目にします。
御冥福をお祈りします。
両者は全然関係無い問題なんですが。
2045年の方は、コンピューターについてのムーアの法則(トランジスターの集積度が何年かに一度倍になるってやつでしたっけ?)をそのまま適用して、人類の人口とくらべてみると、2045年の時点で1台のコンピューターの処理能力が、そのときの世界人口100万人を上回るようになる、というものらしいです。
まぁ、最近はムーアの法則からもはずれてきてるし、世界人口の増加もゆるやかになってきているので、そう単純な問題ではないんでしょうが。
対する2033年問題というのは、日本の旧暦に関しての問題。
日本の旧暦である太陰太陽暦は1844年(天保15年)に制定された天保暦によるのですが、それによると2033年の秋から2034年の春にかけて月のが定まらないというおかしなことが発生するというやつ。
天保暦の定義はこんな感じらしいです。(Wikipedia より転載)
・冬至を含む暦月を11月、春分を含む暦月を2月、夏至を含む暦月を5月、秋分を含む暦月を8月とする。
・閏月は中気を含まない暦月に置くが、中気を含まない暦月がすべて閏月とはならない。
で、これを適用すると、月が抜けたり月名のない月ができたりするみたいです。その最初の例が2033年で、2033年問題と呼ばれてるらしいです。
ちなみに、中華圏で用いられている時憲暦(農暦)での定義では次のようになってるそうで、この問題は発生しないそうです。(Wikipediaより転載)
・冬至を含む暦月を11月とする。
・次の冬至まで13暦月ある場合、中気を含まない最初の暦月を閏月とする。
さらにインドでは月を飛ばしてしまうみたいですね。