今朝は所沢の方で西武線の停電があったらしいです。
それで大幅にダイヤが乱れていました。
と、そこまではよくある(?)ことなのですが、両隣に座っていた人が大柄だったもので、電車が揺れるたびに体が圧迫されて、腰がよじれていたんです。
折しも、このところ冷えていて腰がまた痛くなってきていました。
段々とつらくて耐えられなくなってきていました。
で、ふと向いの反対車線を見ると案外と空いています。
というわけで、会社に連絡して戻って医者に行くことにしました。
なにせもらった湿布が切れてるのにまだ痛みが結構残っているのですし、あたたかい季節はまだ先のことですから、このままではまずいなぁ、と。
電車が結構スムースに動いていたので早く帰れると思ったのですが、小平の乗り換えで時間がかかりました。
それでも行きよりは早く帰れたな。
で、駅前の整形外科へ。
しばし待たされてから診察。
先生にはしばらく通って牽引することをすすめられましたが、もちろんそんな時間はありません。
で、以前行ったときに言われていた腰を固定するものをもらうことにしました。
最初はコルセットみたいなものが来るかと思ったのですが、腰を固定するバンドがあったみたいです。
ぐるっと腰に巻いて、マジックテープでべしっと止めます。
つけただけではそんなに効果が感じされないのですが、一日しているとやっぱりしてないよりも調子がいいです。
ただ、腹が圧迫されて膀胱が狭くなっているせいか、トイレが近くて困りました。。
せっかく時間ができたのだから、ということで、VirtualBoxに飼っているUbuntuとKylin (中華版Ubuntu) を 14.04 から 14.10 に上げてしまうことにしました。
以前、14.10 が出た直後ぐらいに一度やってみようかと思ったのですが、Ubuntu の Xorg まわりの変更箇所が VirtualBox の Guest account の設定とかちあうみたいでうまく動作してくれなかったのでした。
まぁ、クローンを作ってそこで操作していたので、アップグレードに失敗した分を削除して前のやつを残せたのですが。
さて、14.04 そのものの方も、ここしばらくいじっていませんでした。
VirtualBox を立ち上げると VirtualBox そのもののアップデートが来ていました。
とりあえず現時点で優先されるのは FreeBSD 環境の方なので、そっちの方の動作テストを先にやりました。FreeBSD はカーネルやデバイスドライバー関連の作りが Linux と違っているせいなのか、特に何もしなくてもディスプレイサイズやマウス操作には影響はありませんでした。
それから Ubuntu.
まずは環境のアップデート。これを怠るとうまくアップグレードがいきません。インストールまわりでのトラブルは大抵このアップデートをちゃんとしていなかったからだったりします。しばらくやっていなかったからかなりたまっています。
それからクローン。早い話が環境そのもののコピーを作るということです。これが結構時間がかかります。
それからようやっとアップグレードに入ります。Ubuntu の更新を LTS だけじゃなくて全てのバージョンについてにしておくと、立ち上げたときに 14.20 にアップグレードするか聞いてきます。それが出てこないときは Alt+F2 してから update-manager とすることでアップグレードのダイアログが出てくるので、あとの操作はいっしょです。
大体はメニューの指示通りに操作すればいいはずです。
これはかなりの時間がかかります。ネット越しでやるので、ネット回線が細いとかなり大変です。前にサブノートの Ubuntu をアップグレードしたときは回線速度もCPUパワーもかなり低かったので、放置しておいたらエラーでまくっていました。確かそのときは sudu apt-get install -F だったかなんだったかで、インストールの残作業をやってくれたはず。でも色々と削除するべきものが処理されてない可能性があるから、ゴミがいっぱいたまってるかも。。。
VirtualBox上の環境をアップグレードしていて気付いたのは、まぁ、時間帯によって回線速度が違うはずですが、それよりもCPUの割り当て数の方が効いてきていたことです。Kylinの方はCPUを1個しか割り当ててなかったのですが、素の Ubuntu の方は CPU 2個割り当てていたせいかかなり体感速度が早く感じられました。
アップグレードした直後は VirtualBoxの guest account が無効になっているので、ウィンドウサイズがむちゃくちゃ小さくなっています。なので、guest account のイメージをマウントして実行させてやります。
なんかその直後でマウスの反応がおかしくなって、終了ボタンにマウスカーソルを持っていくことができなくなってしまっていたので、VirtualBox側メニューから Ctrl+Alt+Del信号を送信して、ログアウト状態にしました。そこからは再起動は簡単にできました。
それでウィンドウサイズもマウスカーソルも正常になりました。インストールしてある重要なアプリの動作も大丈夫のようです。
というわけで古い方の環境は混乱の元となるので削除しておきました。
やれやれだぜい。
大晦日から元旦にかけて、一昨年の電王戦でのリベンジとして、プロの棋士が最適な能力を発揮できる環境でコンピューターと対戦させたなら人間の方に分があるのではないか、という考えのもとで特種なルールの下で対戦が組まれました。
持ち10分間と時間を長くし、継ぎ盤(だったけかな?)という方法を使うことで熟考できるようにして、ヒューマンエラーによるミスをなくするようにしての対戦でした。
結果は後半にプロ棋士の方が段々と有利になってきて、もはや将棋とは思えないような駒の並びとなったのですが、コンピューター側の開発者が参加していなかったので投了できずにだらだらと続き(19時間ぶっつづけ)、元旦の昼間についに一旦中断する、ということになってそのままとなっていたのでした。
今日、その後のことについて会見がありました。
将棋連盟の判定として、あの後で形勢が引っくり返ることはありえないということと、棋士のモチベションの関係からその続きを行うことは取り止めにし、棋士の方の勝利とするというものでした。
コメントで賛否両論が流れていたのですが、将棋連盟の方で、ソフトを使ってその続きを何度もシミュレートし、コンピューター側の勝利はほぼありえないことを検証していた、という報告があった段階で大半は納得していました。
そのあとでぶっちゃけタイム。
対戦に参加していた森下九段は、このルールの言い出しっぺでありましたが、当初はそもそも対戦を固辞していたこと、継盤を使うということはプロ棋士として恥ずべきことであること、そして事前の実験で3戦して3敗していたことなどを話していました。
とにかく他の人たちがフォローしますが、本人はとにかく低姿勢。実際のところはきっとプロ棋士の中でもかなり批判的な意見があったのでしょうね。
それでも、対戦の前に勝負にならないと思っていた森下九段は、本人による実況をしながらの対局という、ちょっとネタになるようなことを提案していて、実のところこれが受けていたみたいです。プロ棋士はこんなにも深く考えていたんだ、と言われたみたいです。
でも、森下九段が包み隠さず、そこまで言うかというまで舞台裏まで話したことで、かえって視聴者の評価は高かったみたいです。
本人はもう勘弁、(少なくとも一人でやるのは勘弁)ということでした。なにせかなりの集中力を長時間続けないといけないものですから。
このあと、1カ月ほどして電王戦が行われるのですが、この対局は参加者の棋士にはかなりのプレッシャーになったかもしれませんね。