昼間はどちらかというと調子が良い方だったような気がします。
でも、家に帰ってくるあたりからなんだか様子が。。。
台風が小笠原に接近しているのと関係があるんでしょうか。
気圧の変化に弱いので。
内容の方ではなくて単語とかそういうので。
原義は「寧為鶏口、無為牛後」(十八史略)
「むしろ鶏口となるも牛後となることなかれ」
辞書を引くと 寧 ning は would rather とか to prefer といった意味のようです。為 wei は to be か to become かな。無 wu を not をするのは古語的用法みたいです。
で、着目したのは「無」
~が無い といった意味では現代は 沒有 meiyou を使いますね。でも、調べてみるとこの 無 に相当する否定の意味の文字は色々とあるわけで。勿 とか 没 に、ちょっとニュアンスが違うけど 不 とか。
台湾語では 無 に当てて bo とか be とかいった感じで使われるようですし、上海語の会話帳を見ると 勿 vak が否定の文字として使われています。広東語では 冇 mou ですけど、これは多分 無 から来てるんじゃないかと。よく言われる 無問題 moumantai は広東語ですね。(標準語では 沒問題 meiwenti となる。)
日本語で 無 が 「む」 と発音することから、古い中国語では mu に近い発音をしていた時期と地方があったということだと思います。
この mu って mei とか mou と似てますよね。
無はまた「ぶ」と読みますが、違う時期に日本に渡ってきたことによるわけで、これは be とか bo とか vak と近いのかもしれません。
色々な発音や文字に分れてますけど、元は結構近い発音の語が元になっていたのかもしれませんね。
と、別に言語学的に調べたわけではないのであくまで妄想でしかないのかもしれませんが。。。
ただ、以前東方書店で立ち読みした古代中国語の方言の研究書には、この否定の言葉で色々な文字が当てられていることが書かれていたので、あながちまったく違うというわけでもないのかもしれません。
そういえば、私が以前中国語に v の発音が無いと書いてしまったことがありましたが、上海語などの呉方言にはあるみたいですね。(でも標準語にはない) 地方によって色々と発音が違うのでまぎらわしいです。