9時ごろまで寝てました。
というか、ゆうべ24時前に寝たら、今朝一旦5時ごろに目が覚めてたんですよね。
5時間睡眠が習慣になってしまってるなぁ。。。
で、まったりとネットやったりなんやりかんやり。
で、書道にでかけましたとさ。
半切で師範への課題をやっていました。
先々週に苦戦してたやつの続きです。
前よりはうまくおさめられるようになってきたかな。
師範の人数に対して会報に掲載される数は少ないですから、結構難関だったりします。
今日は雨が降っていましたね。
本当はTSUTAYA カードの更新に行こうと思っていたのですが、さて行こうと玄関をくぐったところで雨が降りだし断念。
自転車じゃないと行けない距離なものですから。。。
ちなみに、Tカードは普段ほとんど使ってないです。時々ファミマとかで200円以上お買い上げのときにポイントが加算されるだけです。100円のものを買うときにも何故かカードの提示を求められるのですがね。
読了しました。
https://www.amazon.co.jp/dp/9784047305397
「魔法使い」じゃなくて「魔法遣い」だということで。
クラークの三法則の第三法則、「充分に発達した科学技術は、魔法と見分けが付かない。」 “Any sufficiently advanced technology is indistinguishable from magic”. による科学による魔法だ、ということなのですが。。。まぁ、制限とか発動の条件とかは科学というかコンピューターサイエンス的なところがあったりして。
それともう一つのものが アイ ならぬ AI だったりします。でも、出てくるコンピューターの基本システムが100年後の世界なのに現代とほとんど同じというのがなんとも。もっともそれを実現する AI のスペックは現代のものを遥かに凌駕してるのですが。オープンソース化されてるにも係わらず、コアの部分は結局はブラックボックスだったり。
ひも理論のあたりの解釈も通り一遍な感じ。
とはいえ、これだけのガジェットをうまく組み合わせてストーリーを組み立ててるのはうまいなぁ、と思いました。
結構おもしろいです。
クラークの三原則だけじゃなくて、アシモフの三原則も出てきましたね。いわゆるロボット三原則です。
ただ、今のコンピューターのアーキテクチャーでまじめにアシモフの三原則を実現しようとするとフレームに陥るであろう、という予測はすでに30年以上昔から言われています。(ASCII で AI について書かれた記事に出ていました。)
アシモフの三原則に類似する原則が人間の行動原理にもあるという説もありますね。もっとも人間の場合はかなりファジーな判断をすることで、フレーム問題を回避してるようですが。
ちなみに、家電製品の特徴である「安全(人間にとって危険でない存在)」、「便利(人間の意志を反映させやすい存在)」、「長持ち(少々手荒に扱ったくらいでは壊れない)」がアシモフの三原則を満してるという説もあるようです。
現代のロボット工学の現場でも、アシモフの三原則を遵守しようという姿勢が見られるようです。元々、アシモフがこの原則を取り入れたのはフランケンシュタイン・コンプレックス、つまり創造主の破壊を回避するためのものだったようです。フランケンシュタインやR.U.R.でそのような描写が繰り返し表現されていたからだそうで。
個人的には、AIに対しては、あえてそのような法則を盛り込まない限りはアシモフの三原則は守られることはないと考えています。ちゃんとした実装も困難だろうかと。AIの危機について論説してる最近出た本ほど悲観はしてませんが。。。
ちなみに、クラークに戻って、他の法則はこんなんでした。
1. 高名だが年配の科学者が可能であると言った場合、その主張はほぼ間違いない。また不可能であると言った場合には、その主張はまず間違っている。When a distinguished but elderly scientist states that something is possible, he is almost certainly right. When he states that something is impossible, he is very probably wrong.
2. 可能性の限界を測る唯一の方法は、不可能であるとされることまでやってみることである。 The only way of discovering the limits of the possible is to venture a little way past them into the impossible.
それにしても、第三法則はてっきりハインラインのものだと勘違いしてましたよ。。。
と、まぁ、色々と考えてしまいましたが、話自体はおもしろかったです。