六本木の国立新美術館で開催されている、ニッポンのマンガ*アニメ*ゲーム展に行ってきました。
10時過ぎぐらいに会場に入りました。
90年から15年までの間の漫画やアニメやゲームの流れを追っていくというもので。
最初のエリアは大雑把なディスプレイだったので、そんなものだろうと思っていたのですが、、、
アニメの映像とか漫画の原稿(複製が多いですが)を中心にまずは導入。
現実との融合というテーマのあたりからあやしく。現実とはいってもバーチャルリアルとかサイバーパンク系のテーマのアニメが取り上げられていたような。デジモンって電脳世界のものだったのね。名前だけで中見は知らなかったし。パトレイバーは別の意味でのリアリズムですよね。現実的にありえそうな世界という感じで。
ネット関連ということで、メカアク(カゲプロ)とかFateの展示がありましたね。メカクシティアクターズの1話の映像が流されていたし。
ゲームのエリアはまぁ、この展示のテーマのひとつではありますが、無縁の世界だったので。。。
キャラの世界のところではミクの3次元映像の映像(^^;;)があったり、アイカツ、うたプリ、アイドルマスター、艦これとかの展示がわらわらと。
日常と非日常のところではいきなりエヴァ。テレビ放映された26話が1話1ディスプレイでずらっと流してるし。。25話と26話はちゃんとテレビ放映された方のやつでした。そのうしろにあずまんが大王とかハルヒとからき☆すたとかあの花とかが並んで映像が流れていたのがなんとも。
現実とのリンクのところでは多くの漫画作品の原稿もしくは複製原稿の展示がずらっと並んでいました。
作り手の手業のところはかなり圧倒されましたね。GANTZの制作の過程の映像ではそこまでやるか状態だったし。日本アニメ(ータ)見本市はドワンゴが主催してるプロの作家による映像作品のネットでの公開されたものらしいのですが、激しいクオリティーの映像が次々と流れています。庵野さんが関係者に名を連ねているせいか、昔の特撮とか映像とかを意識したようなものもありましたね。さすがに全部は見れませんでしたが、3,4本ぐらいは見てきました。エヴァのやつは実写っぽい演出でよくやったなぁ、という感じで。作業者のコールがアニメのエヴァのと同じ雰囲気で流れていたり。ちなみに、声優は山寺宏一と林原めぐみの二人だけでやってるみたいでした。マクロスプラスで放映された、5秒間で百何枚も使ったカットについての展示は、まぁ、これを見てたらわけわからなくなるだろうな、と思いつつ、本物の映像を見て、やっぱり、と。(これを言うとおこられるのですが ^^;;) グランツーリスモでの車の画像制作でも、車のサイズ等を巨大ノギスやらなんやらで細かく計測してモデル化してたりして。本物よりも本物らしく見えるというやつ。どうしてそこまでやった、という感じ。パプリカは見たことなかったのですが、絵コンテにかなり細かい描写があったりして。手塚治虫のメトロポリスの資料も、最後期のセル作品として、かなり細かく描き込まれた絵に圧倒されました。細かい。。
で、ショップで図録を買って外に出たところで、さて14時ぐらいかな、と思いきや、なんと16時半近くでした。
どうにも腹が減るは寒く感じるは腰は痛いわでおかしいとは思ったのですが、延々と6時間も展示を見てれば疲れますわな。。
遅れた昼を取るかわりに、早めの夕飯を六本木の駅前のウェンディーズとファーストキッチンの合体した店で食べました。ミートの三段重ねのやつとチリを食べました。腹にたまったし。
で、新宿経由で家に帰ったのでした。
疲れたし。
戦後70年の節目として、安倍首相による首相談話が出されました。
海外への謝罪を継続すべきだ、という声ともう謝罪を繰り返す時期ではないとする意見との間の折衷をした談話だったのではないかと。
侵略などの問題が日本だけの問題ではなく世界的なものであったことを明言したり、戦争が起きた事実を受け止めてそれを繰り返してはいけないとしつつも、子や孫の代にまで謝罪を繰り返す責務を負わせるものではないとしました。
かなり画期的な談話となっていたので、おそらく各方面に波紋を投げかけることとなるのではないでしょうか。
ちなみに、大戦で被害を受けた東南アジアの国々と並行して、台湾、中国、韓国と台湾を取り上げていて、なおかつ中国よりも先に出してることから、かなり中国から反発があるのではないかと想像されますが、中国や韓国の政府からの反応は何故かまだありません。
天津の当局は被害続報を流すことを避けてるようで。
爆発地の直近にかなりの規模の団地があったようなのですが、その被害はいくばくなのかは誰にもわからないという。。
政府は例によって情報管制を敷いて、党の代弁者である新華社通信からの情報のみを報道せよとしたそうで、それにそむいたとしてさっそくどこかの新聞の電子版がアカウントを停止されたんだとか。。
これだけ大規模の事故のときは、習近平主席が陣頭指揮を取るものなのですが、そこらへんも劉延東副首相にまかせてるということで扱いが低くなっています。どうにも天津は北京に近く、管理能力があるものとされて、責任を押しつけられたのではないか、という観測もあるようで。
ネットの情報統制も行き届いてるわけではなく、どうしてもこれだけの事故だと色々と情報が漏れてきてるみたいです。
これは知らなかったのですが、8月の5日にアメリカのコロラド州の Gold King 鉱山という廃鉱で、作業員が誤って大量の毒物が収容されている部分を壊してしまい、ヒ素やらカドミウムやらの大量の毒物が近傍の Animas 河に流出してしまったという事故が発生していたらしいです。
これについては非常事態宣言が出ているようで、https://en.wikipedia.org/wiki/2015_Gold_King_Mine_waste_water_spillと、Wikipediaの記事にまでなっていました。
データは詳細にWikipediaに記載されています。
ニュースとかの記事だといつか消えてしまうので、あえてWikipediaにリンクしたのですが。。
Animas 河は、さらに大きな San Juan 河に合流していて、そちらの水質も汚染されているみたいです。
流出した毒物を含んだ廃水は1千万リットルにも及ぶようで、毒物の量は基準値の100倍とか300倍とかという激しい濃度のものだったりします。
福島原発事故の廃液を大量にかかえる日本も、対岸の火事と見てるわけにはいかない事故なのではないでしょうか。まぁ、福島で廃液のタンクが事故でそうそう壊れるということはないでしょうが、実際のところ配管から液漏れしてるということが何度かあったようですし。。
長崎からの放送ということで。なんと天気予報士の斉木さんまで長崎まで来てたし。。Twitter班も長崎に来てるみたいです ^^;;
で、いきなりニュースは安倍談話を東京からでした。。
中国と韓国の政府は内部で談話にどのように扱うかについて発表していません。内部で混乱してるのではないでしょうか。ワシントンは謝罪を継承したことを歓迎するとのこと。
長崎からは被爆や終戦についてをテーマに話されていました。
戦争の経験を伝えていくことは大事であるが、戦争を直接経験してきた人は年々少なくなってきてることに対してどう対応していくか、と。語り部だったり色々な媒体を使ったりして、事実を伝える努力を継続していくことと、単なる日付の暗記ではなく、何が起きたのか、ということが大事なのだということですね。
>天津爆発事件<br>動画サイトの映像を見たら、3回爆発が起こってますね。<br>画面をまばゆく覆う大爆発とその直後の衝撃波で爆発の大きさが推察できます。<br>中国政府に言っても無駄なような気がしますが、<br>原因を含めた調査を徹底的に行なってもらいたいものです。
どうも、調査というよりも隠蔽に進んでるようなのが気になります。