TSUTAYAで借りてきていたトライガンの4巻の前半を見ました。
このあたりはまったりとした展開だな。
それにしても、1年計画で作られたアニメだと思っていたんですが、よく見ると1巻4話で7巻しかないのですから2クールしかないんですね。
まぁ、あの時期としては普通っちゃ普通か。
今は1クールで使い切りにされてしまうアニメばっかりだものなぁ、今は。たまに2クール分やっても、間に休養期間を取るものばかりだし。
一説によると声優などの給与が高騰してるのに対し、制作会社の制作費にしわ寄せが来てるんだということですが、今はあちこちで待遇改善の動きが出ている一方で、どこかで逆に採算が悪くなる箇所も出てきてるみたいです。今年はアニメ制作会社受難の年だったみたいですし。マングローブが倒産したから、伊藤計劃の作品のアニメ化が遅れましたよね。(結局別のところが引き継いだようですが。)
漫画家の待遇の改善の動きもこのところ活発化していますが、その一方でイラスト関連で作品が安く買いたたかれることも多いようで、あちこちでひずみが発生してるなぁ。
イラストレーターそのものも、Pixivとかで見掛ける上手い人の中には中国や韓国の人がかなりいるし、インドネシアやタイの人も私がフォローしている人の中にいます。今や海外の作家の方が日本っぽいイラストを描いてるのかもしれません。
アニメ制作会社の空洞化も大分前から問題になっています。セルで作っていたころは先輩アニメーターが後輩を指導することができたのですが、CGアニメの場合は個人作業の方が多くなって後進が育たないという話を聞いたことがあります。
クールジャパンとは言いますが、どうなってしまうんでしょうかね。
国際通貨基金 (IMF) は11月30日に中国の人民元を SDR (= IMFの特別引き出し権) に入れることを決めました。
SDRに入っているのは、米ドル、欧ユーロ、英ポンド、日本円だったのですが、人民元がドルとユーロに次ぐ3位の SDR になるそうです。
SDR はIMF加盟国に配る仮想通貨で、通貨危機のときに各国がSDRを渡すことで主要通貨に交換してもらえるようになっているのだと。
IMF としては、元を組み込むことで市場に開放的な通貨としようという思惑があるようで。
中国元はいずれ変動相場になっていくと予想されるが、いつになるかはわからない、という感じみたいです。