順次アップデートされるということですが、しばらくかかることになっています。
更新メニューのところでupdateが出てなかったら、詳細な情報ボタンを押すと
マイクロソフトのサイトに飛ぶので、そこからアップデートのインストーラー
が取ってこれます。
インストラーを起動すると、システムのチェックがあり、ファイルをダウンロード。
(ほんの数分で済んだ。) 案外とファイルは小さいっぽいです。
続いてアップデートの実行。
こっちの方はそれなりに時間がかかる。というか、Windows 7 から Windows 10 にアップグレードしたのと同じぐらい時間がかかると思った方がいいです。
最初のアップデート用のデータのダウンロードに時間がかからなかったので騙されました。
で、設定はほとんどまっしろになりますので、プライベート設定やらなんやらやりなおす必要があります。
Caps Lock と Cntl の入れ替えもリセットされていたので kyeswapを使いました。Win 7 までと同様に使えるようです。
まだベータ版ですが、inside preview でテストされていた Ubuntu 環境が使えるようになしました。
ただしセッティングが必要です。
設定はWindows 10でUbuntuのシェル「Bash」が動き始める! だが日本語はどうなる?を参考にしました。
まずは設定のところから開発者向け設定を有効にします。更新とセキュリティのところからたどれます。
最初はこれだけで有効になると思ったのですが、もう1ステップ必要みたいで。
コントロールパネルのプログラムのところから、Windowsの機能の有効化または無効化 画面を開きますと、そこに Windows Subsystem for Linux というチェックボックスがあるのでそこにチェックを入れて再起動します。
再起動したあとで、コマンドプロンプトを立ち上げて bash とタイプすると設定がはじまります。
途中から思い切り文字化けしますが、これはリンクの記事の通り、bash のロケールが utf-8 なのに対してコマンドプロンプトの表示が cp932 (いわゆるところの Shift-JIS) になっているためです。
文字化けしててわかりませんが、とにかくユーザー名とパスワードとパスワードの確認をしてきます。
それから一度、bashを落としてコマンドプロンププトも落とします。
スタートメニューに Bash on Ubuntu on Windows が追加されているのでそこから bash を起動します。
ただ、日本語設定はむちゃくちゃです。
とりあえず、当面は export LANG=C と最初にタイプするか、.bashrc に最初から設定してしまう方がいいかもしれませんが、今後設定が改善されるかもしれないことを考えると、面倒でも手動で LANG 環境を設定する方がいいかもしれません。
あとは Ubuntu のアプリが sudo apt-get install ... でインストールできます。
ファイルシステムは記事にあるように %userprofile%\AppData\Local\Lxss\rootfs に展開されています。
すばらしいことに perl も python もデフォルトで入っています。さすがに ruby はデフォじゃないみたいですね。
sudo apt-get install gcc で gcc が入りますが、Ubuntu の安定板のものなので gcc-4.8 が入ります。clang をインストールしておいた方がいいかもしれません。
あとは好みによって。。
ちなみに、この環境では Utuntu のバイナリが基本的にそのまま動作するようです。(一部のコマンドは無理ですが。) これは、Utuntu からの Linux カーネルへのシステムコールに対して、Windows Kernel へのエミュレーターを通してアクセスすることで実現してるっぽいです。(先の記事参照)
X はどこかの記事ではとりあえず動くというレポートもありましたが、当面はしっかり動作しないでしょうね。
まぁ、ベータ版ですし。