今さらですが2巻を読了しました。1年ぐらい前に出たばかりなんですが、もう検索でみつかりにくくなっているという。。
https://www.amazon.co.jp/dp/9784086310710
出たときに藤竜の封神演義にコンセプトが似てると話題になったラノベの2巻です。
神仙たちは歴史を改変しようとする野良仙人を取り締まって歴史を正常にしようとしてます。
ひきこみりで有休を取りまくってゲーム三昧だった仙人の太公望は、有休を使い切ってしまい、こうした歴史改変を修正する任につくことになります。
その世界が、周易革命のころの殷の国だったという。。。
この話は太公望以外の登場人物がことごとく女の子というやつ。
愚王をいつわる紂王は裏で妲己とつながってるし、妲己たちは殷ののっとりは眼中になくて音楽で世界を席巻しようとしてたり。それどころか、この2巻では紂王は妲己に改造されて幼女仙人にされてしまい、妲己たちとバンドを組むことになるという。。
天才仙人の楊戩も女の子だしヒロインだし、ツンツンしていたのがだんだんデレてきてるし。
と、いうトンデモな内容は置いておいてもおもしろかったんですが。
これ、あとがきを見る限りでは3巻以降も書くつもりだったのでしょうが、発売は3巻で終わっています。打ち切りされたみたいだなぁ。世知辛い世の中だなぁ。中途半端に続いたシリーズほど悲しいものは無い。一応3巻で話にはケリがつけられてるみたいですけどね。