小平神明宮に松飾りを納めてきました。
どんと焼きは来週なのですが、来週は用事があって行けないことが確定しているからです。
雨が降ることが予報であったので、降る前に急いで自転車で行きました。
かなり寒くて手がかじかんでしまったのですが、神社で薪にあたっていたら、少し手があたたまって楽になりました。
【心華.言和原創曲】夢境與魔女 (時之歌Project)
Youtube からおすすめられていたんで。
でも、やっぱり言和よりも楽天綾か星塵の方が好きだなぁ。あんまり心華についはわからないや。
日本橋高島屋でやっている現代書道二十人展に行ってきました。招待状をもらっていたので。
日展の先生とか国の大臣の賞とかを受賞しているような人たちばかりです。
でも、まぁ、普段やっている系統の書のスタイルとはかなり違うのでとまどうところの方が多かったですが。
作品の前に、二十人展にむけてのコメントがあったのですが、かなりの割合で、展示会向けの作品ではなく無心で自然な書き方というのができるようになりたいという心境が述べられていました。というのも過去の書というのはそういった心境で書かれているからだ、ということで。
まぁ、普段着の書という意味ではそうですよね。昔の人は普通に人に見せることを目的とせずに、日常の一部として書いてきたのですから。そういう意味では、そもそも題材に古い詩などを用いなければいけず、漢文を自分で自然に書き出すことができる人たちに及ぶべきもないのは事実ですね。
ただ、そのあとでふと思ったのですが、本当に今残っている有名な書道作品は見せることを意識しないで、完全に自然体で書かれたものだったのだろうかと疑問に。
多くの碑文は政治的な意味合いとして権威を示すものだったり、大きな事業の完成についての記念碑的なものだったり、墓誌銘だったりするわけで、明らかに人に見せることを意図して書かれた(彫られた)ものだったりします。周や春秋戦国時代に至っては、天子が臣下に授ける青銅器に刻まれたものだったりします。商ではそもそも正時を占うための卜占のために刻まれたものですし。
大書家の王羲之の代表作である蘭亭序については、そもそも宴の序文としてまとめる文書の草稿として書かれたものですから、明らかに人に見せることを意図しています。羲之の場合は、その書家としての存在はおそらく多くは唐代に太宗皇帝の政治的な意味合いのために作られた伝説的なものだったんでしょうがね。太宗は漢字の通用体としての楷書を確立するために、そのまとまりの中心となる作品として羲之の作品を利用したのではないかと個人的には思っています。それでも、そういうことに利用とまで思われるだけに、名のある書家であったことに間違いはないのでしょうけど。
木簡とかはある意味において自然体と言えるのかもしれませんが、多くは老子とかの写本だったり役所の書類だったりするわけで、読ませることが目的ですね。
千字本とかは練習用の意味合いが強いですが、孫過庭の書譜は過去の書について論じた論文ですね。
で、宋の時代からあとは書作のための書が、書家の作として残っていますから、やっぱり展覧会的な書と通じるものがあるんじゃないかなぁ、とも思うのです。だから書芸術なんじゃないかと思うわけで。
もっとも本当に自然体の書がなかったわけではなく、羲之の尺牘とかは手紙文ですし、弘法大師の有名な風信帖は空海が最澄に宛てた尺牘3本をまとめたものですしね。顔真卿の書にも多く手紙の草稿とかが入っていたりします。
ただ、いずれも読ませることが目的だったことは確かで。読ませるための意味を失った時点で書としての意味もなくなるのかなぁとか思ったり。
売店のところに、羊毛で径が1センチ強で穂先の長さが10センチ以上ある筆があったのですが、これははじめて見たな。私は似たような筆を持っているのですが、馬の尻尾の毛のやつだったりします。でもどちらも値段は1万2千円ぐらいだったり。意外と安い。(私が持っているのはネットでもっと安く買ったものですけど、それだけの出費によって羊毛のやつが入手できるんだ。) 上海で発行された法帖が 3000円とか4000円とかで売っていました。楚簡とか秦漢簡とかの法帖の鮮明なカラー法帖があったのは惹かれましたがちょっとやっぱり値段が。。。現地ででしか入手できない法帖ってありますからねぇ。。。
ところで、日本橋高島屋は優雅なエレベーターがあったりします。蛇腹式にドアが開く上にエレベーターガールがレバーを操作しつつ案内をするやつです。会場に入る前にそれが目に入ったんで、帰りはそれに乗って下の階まで移動しました。昔も乗ったことがあるのですが、まだちゃんと残っていたんですね。
NHK の報道で中国のアリババ社が経営する通販サイト淘宝 Táobǎo のビジネスについてレポートされていたのですが。。。
超自転車操業なんですね。
地方の住民がその便利さからネット販売に飛びつく一方で、アリババの創業者の成功に続こうと淘宝に出店する個人事業者が大勢いるみたいで。彼等はビジネスについての知識が無い状態で一攫千金を夢見て事業に乗り出すのですが、淘宝ではかなり過酷な購買者による評価システムがあって、それによって店舗は格付けされてしまいます。しかも、そこは賄賂の国だけあって、良い評価を金で買い取るようなことも起きているみたいです。購買者のクレームや問い合わせに迅速に対応できるかが評価に影響するみたいです。零細なところでは処理が追いつかないし、在庫を切らした時点で評価も下がると。
これは過酷な生き残り競争、という世界ではなくて、過酷な消耗戦ですね。こんなシステムでは大半の店舗には芽が出ないでしょうし、一攫千金どころか生活をかけて投資ししてる人たちにとっては文字通りの死活問題になってくるわけで。
で、このシステム、政府も後押ししてるんだそうです。
顧客は次々新規に増えているし、夢を追いかける出品者も入れ替わり立ち代わりやってくるわけで、とりあえずの経済としては資本の回転が起きるので一見快調なようですが、これは集団自殺にむかってるようにしか見えない。
番組で紹介されていた出品者たちのこれからを想像すると、暗い末路しか見えてきません。
アリババの起業者自身もかなりの失敗のあとで今の地位を築いたみたいですが、その本人がこの販売システムを喧伝していたりして。
いつまでもこんなシステムが続くとは思えませんね。狂気の沙汰だ。それともその中で何かのブレイクスルーが発生するのでしょうか。。。
あうー。恐。
いよいよ築地の移転問題の影に隠れているビッグサイト問題が明確になってきはじめる時期になってきました。
今だに何の解決策も出されていない状況です。
サブカルにも理解を示すと表明している小池知事が最後の砦なのかなぁ。。2020年会場問題
こちらも。
2020年ビッグサイト利用停止・制限問題は未解決のまま。その抜本的な解決は可能です。至急署名の拡大を!(〆切:1/10)
— 緑陽社 (@ryokuyousha) 2016年12月24日
中小零細に多大な犠牲を強いる20ヶ月の利用制限。その中でも膨大なマイナスを背負うのが「同人誌」です。
詳細→https://t.co/hFsOP4Wfua
初回。
昔傷つけられて振られたデブ男子が、細身の美男子となって、その女子をみかえして逆に振り返してやる、という目的のために転校して戻ってきたという。
その女子は学校で大勢の男子から告白されているが、その性格とかを色々と暴露してかなり酷い状態で振りまくっていることから色々と有名になっていたのですが、主人公はひょんなことから彼女の秘密を知ってしまって。なんのことはない超ドカ食いの、ヤセの大食いなのを隠していたということだったりします。
でも、秘密だったはずの自分の素性は実はばれていたりして。
おたがいに色々と弱みを握っているわけですけど、これからどうなっていくのか。