昼ごろまで寝ていました。
で、昼を買ってきてYoutube を見ながら昼食。
はまるなぁ。
で、書道に行ってきて録画見て、で、巡回していたのですが、なんで気がつくとこんなに時間がたってしまっているんだろ。。。
競書の試験です。
創作の課題なのですが、今回はめずらしく草書でやってみました。
このところずっと隷書か篆書ばかりだったんですがね。
下手すれば10年以上ぶりかも。。。
書いてあるのは、「相送練川游」という内容です。
あ、正月にむけて出品した武道館の書き初め大会ですが、今日特選を取ったことを告げられました。
特選以上は表装してもらえるので、表装代を用意しなければ。
昼に Youtube を見てるときに例の はやぶさ にあたったわけで。
ちょうど、あの はやぶさ MUSES-C の帰還に合わせて作られた曲で、キセノンPのデビュー作らしいですね。
動画は元の「はやぶさ」のリミックス音源に、全く新しい動画を付けたものだそうです。
はやぶさ はその存在自体が奇跡のような機体なんですよね。
曲で母親と父親とありますが、父は目的地の小惑星イトカワのことで、日本のロケットの父と呼ばれる糸川博士から名前を取られたもの。
母親というのはおそらく、はやぶさ に先行して打上げられて失敗した火星探査機のぞみ のこと。
のぞみ も打上げ後数々のトラブルに見舞われつつなんとか火星を目指したのですが、結局火星到達は断念して宇宙の彼方に飛び去って行きました。
のぞみ のトラブルシュートの段階で、手持ちの機器の性能をとにかく限界まで活用して飛行を続行していたのですが、はやぶさ はそれらのトラブルを可能な限り想定してそれに対処できるギリギリの機器を搭載していました。
その はやぶさ が打上げ後初期からイトカワ到達まで、さらにイトカワの軌道上でも、そして帰還の途中までもとにかくトラブルだらけで、本当に全ての手段を活用することでぎりぎりイトカワのわずかながらもサンプルを回収することに成功したのでした。一度などは、イトカワの上空で通信を絶ったあとで再度通信を回復させるという奇跡的なことも起きています。はやぶさ についてはWikipediaのはやぶさ (探査機)に詳細に記載されています。はやぶさの有名なラストショットもこちらから見ることができます。
はやぶさ のドラマは二本の映画にもなったし、プラネタリウムの人気番組にもなったりしていました。
初音ミクの はやぶさ はとても特徴的な歌声にどうしても感動してしまいます。
で、気付いたのですがキセノンPは はやぶさ に続く探査機にちなむ曲も発表していたのですね。
IKAROS は金星探査機あかつき と同時に打上げられたソーラーセイルで、予定していた実験をことごとく成功させていったという、これはまた はやぶさ とは別の意味で伝説的な存在です。
正確には探査機でもなんでもないわけなんですが、ソーラーセールの実証機として、世界に先んじていた存在でした。
そしてイカロスと同時に打上げられた金星探査機あかつき。
かなり前から ASTRO-H として様々な実験の計画が練られ準備が進められていた機体でした。
ところが、金星到達のための減速の際にメインノズルが破損し金星到達が絶望となってしまったのです。
軌道力学の関係から、太陽の回りを回るときの速度と惑星の回りを回るときの速度はかなり違います。惑星の回りではニュートンの重力方程式の解のひとつである楕円運動をするのですが、惑星到達時にその楕円軌道上で必要な速度まで減速されていないと、ニュートン方程式のもうひとつの解である双曲線軌道に乗って軌道が逸れて飛び去ってしまいます。(いわゆるスイングバイなどはこの軌道を用いている。)
しかし、あかつき のスタッフはそれにもめげずに残されたスラスターなどの推力で減速して再度金星に到達させる計画を立てました。
あかつきは太陽周回中に軌道を修正し、2015年の12月にかろうじて金星の軌道に乗ることに成功しています。それ関係の曲は発表されていませんね。
そして最後に はやぶさ2。
実は はやぶさ の成功を受ける前から計画はあったのですが、予算の縮小と期間の短さから打上げる前から困難が待ち構えていたミッションでした。本気で予算が無くて、ほとんどミッションの立ち上げすら絶望的だったんです。
それが はやぶさ の成功を受けて募金が募られ、なんとか打上げにこぎつけました。
曲は はやぶさ の曲の感じや歌詞を一部継承していますね。
今のところ飛行は順調、というか情報がほとんど無いので、便りが無いのは無事な証拠状態になっていますね。
はやぶさ のことを思い出すと、今でも涙どばー状態になります。何度も泣けますよ。