後世に残るようなラノベはおそらく少ないんじゃないかなぁ。例外は多々あるにしろ、似たような文体に似たような内容だったりして。がつんと来るような個性のある作品が少ない。
ラノベよりも先に飽和状態になっていた漫画の方は成熟してきているので、ラノベよりも残るものは多いんじゃないかなぁ。アニメももちろん。
絵も含めてストーリーを語る漫画は情報量が多いから他と区別することがやりやすいので。それに売れた作品は、後に愛蔵版とか文庫版とかで発行されなおされることがあって、さらに人々の記憶に残ることになる。そうじゃなくても、大家の作品は記憶に残りやすい。
ラノベがラノベ原作で漫画化するのはある意味必然なのかも。
漫画でも、CLAMPのカードキャプターさくらとかは、きっと長い間記憶に残ったりするんでしょうね。色んな意味で。でも、同じCLAMPの聖伝-RG VEDA- とかを知ってるのはレアになりつつあるかもしれないけど。。
リグ・ヴェーダ ऋग्वेद (ṛgveda) の ṛ はサンスクリットの母音なんですよね。「リ」みたいに聞こえるけど、ちゃんと音節を形成することができるんだそうです。子音の r に相当する音は別にちゃんとあるんですよね。
北欧神話とかで使われた古ノルド語とかの単語を見ると、よく音節の最後にサイレントっぽい r が入っているのですが。
例えば、調べてみたら、いわゆるラグナレク Ragnarök は古ノルド語で Ragnarøkkr みたいになるみたいで。なんだろ、無理矢理ルーン文字で書くと ᚱᚨᚷᚾᚨᚱᚢᚲᚲᚱみたいになるんだろうか。(適当に音写して書いたもんです。念のため。)
読了。
https://www.amazon.co.jp/dp/9784758082891
この作者の 岬下部せすな さんの話は結構好きで。
カリュクスの時にはじめて名前を知ったんですけど、結構深みのある作品を見せてくれてます。(吸血鬼のやつは駄目だったみたいですが。。。)
アクションで「サクラコ博士のメモリアツリー」を連載していて、今月半ばにコミックスが出るみたいです。
この前読了していたのですが。
https://www.amazon.co.jp/dp/9784048929042
典型的なラノベ的構成です。
魔法そのもののネタに深みはありませんが、異世界転生物じゃないところが良いかも。
可もなく不可もなくという感じですが、それなりに盛り上がる展開となっています。
それにしても、このところ魔法を主題にしたラノベが増えてきたな。異世界物じゃない魔法物。
ちょっと前からちょろちょろとはあったのですが(しかもビッグネームがいくつか)、このところ多いような気がします。
まぁ、ワンパターンになりがちな異世界物転生/召喚物と違って、魔法というテーマは古来から取り上げられてきた題材だけに、そのバリエーションがそう簡単についえることはないと思います。というかバリエーションが出せなかったら駄目だよなぁ。