なんかまだ梅雨が明けてないのですが、気候はすっかり夏です。というか、今日なんて海の日だし。梅雨も明けてないのに海の日。。。
学校とかももうすでに夏休みに入ってるところがあるみたいですね。
最近の子供の休みの時期ってよくわからないです。以前は大体20日あたりから夏休みになっていたものですけどね。前期後期とかもまざってきてるしなぁ。
で、今のうちに言っておかないと気付いたら立秋だったなんてことになりそうなので言っておきます。
暑中お見舞い申し上げます。
今年の立秋は8月7日だそうです。
上野の都美術館に行ってから六本木の新国立美術館へ。
上野の会場ではもうやってると思ったのに、なんと19日からということであわてて移動しました。結構遅い時間に出たから急がないと。
結局上野から日比谷線に乗るのが良いみたいですね。駅に着くまでにそれなりに歩きますが。それに日比谷線での道程はそれなりに遠いし。
で、六本木の方では、うちの教室の参加者のうちひとりの作品が今日までだったので、それで行っておきたかったんです。
毎日の作品を見ると毎回書作というのは何なんだろうなと考えさせられたりして。
古典の臨書が書道の世界では大事とされますが、個人的ん見解では古典の時代は字形が発展途中にあって、その後の時代の書作品への雛形となるようなものが内包されているのが理由のひとつではないかと思っています。
もちろん、文字そのものや文字組み合わせ方などのルールや考え方、そして筆の扱い方、空間の使い方など、そういう基本的なことを、古典を通じて習うことになります
ところが、唐代になって楷書が確立すると、その後は新しい書体が生まれることはなくなります。共通文字としての楷書が固まってしまったので、新しい書体を生みあ出す必要がなくなったわけです。
さらに唐よりもあとの時代の人は、前の時代の作品をふまえて、そこに自分の持っているものを付け加えたものを書くようになります。
古典の臨書というときに、あまり時代の下った物が扱われないのはそういうことなのじゃないかなぁ。その時代の人は自分の文字を作っているので、そういった作品の臨書は元の作品が書かれるときに、作者が見ていた理想的な姿を追い求めることになるわけで、それは今の人自身が追い求める物とは同じ物ではないからじゃないかと。新しいものをそこから読み取れる人はいいんでしょうね。でも、発展途中の形である古典を元にした創作は、その裏に見える自分の感じた美しい物を取り込むだけの余地がいっぱいるんじゃないかなぁ、とか。
映画のあとで昨日も話題にしました、ノーゲーム・ノーライフの盟約に誓ってについて、まだひっかかってるものがあったんですよね。
スペイン語の asiento が語源ではないかという説を出したのですが、元は -e で終わってると思われるのにこちらは -o で終わっていたり、検索でなかなかひっかからないこととかです。
で、Spanish - English Dictionary を駆使して調べてみました。
そしてたどりついたのがスペイン語のasentarという動詞。複数の辞書にあたったところ全ての辞書に載っていたわけではないので、あまり一般的な単語ではないようです。意味は手元の辞書では英語で to lay down, to set down, to place, to settle, to establish のようになっているみたいです。他の辞書で to agree のような意味もみかけたような気がします。(Google翻訳では何故か、昨日の asiento も asentar も「シート」と訳が返ってくるのですが。。。)
で、問題の asiente はこの asentar の present subjunctive, つまり仮定法現在一人称の形となっていることまで特定しました。誓いの言葉を立てるときにはこの接続法が用いられるみたいです。母音の箇所が違ってるように見えるかもしれませんが、これは間違いでは無いです。印欧語の特徴として、構成している母音が変化することが結構あるんです。活用パターンを辿って確認済みです。逆に基本的な構成要素の子音が欠落するのは同じ言語の中では決められたパターン以外で発生するのはまれです。それで asiente が assent から来てるという説は n の音が欠落してることから疑問があると思います。 (n 入ってるし。。)
まぁ、-o と -e の違いは元々何かの品詞の違いのレベルだとは思っていたのですが当りみたいです。
ただ、依然アッシエイトの方は語源不明です。
似たようなアプローチで解決できると思うんですがね。
ちょっと不満だったのは、原作者の榎宮祐の母国語であるはずのポルトガル語の範囲内で解決できなかったことでしょうか。いや、ポルトガル語とスペイン語って結構似ているところがあるので、もしかしたらポルトガル語で解決できたのかもしれませんがね。
2週遅れ
「プルスウルトラ……」「いかない」「プルスウルトラ……」「いかない」……
デクたちの体験実習がはじまったわけですが。
このシーズンのエピソードではデクのスタイルそのものへの影響があるんですよね。
読了。
典型的なラブコメです。
https://www.amazon.co.jp/dp/9784063816150
カフェレストランで料理の手伝いをしている篝は元々料理することが好きでなかったのですが、数年前にカフェレストランの娘で幼馴染の葉月からのひとことで料理のことを好きになることができました。そしてそれがきっかけで葉月への恋心が生まれて。
葉月には双子の妹の水希がいるのですが、水希がシフトのときに、水希相手に葉月への告白の練習をしていたところに、Teufels-Kochbuch (悪魔の料理本)から突然出てきた妖精にその思いをかなえてやる、と言われてしまって。
というのが話の発端。
主人公の篝が、色々と悩みながらもいっしょうけんめいやっているところがこの話の良いところかな、と。