サンクリ74、行ってきました。
結構コアなサークルがいました。
チルノと学ぶ数論の本?みたいのはかなり本格的に書かれていました。
値段が高くて手が出なかったのですが。。。
絵はサンクリニュースで描いたエネと榎本貴音にさくっと色を塗ったものです。
時間をかけてないのでへぼいですけどね。。
今回は、いや、今回も、なのかもしれませんが、かなり時間が早く過ぎたような気がします。
ニュースで30年本の宣伝もしてきました。
後がないのは私もいっしょということで。。
原稿が。。
それにしても、開場直後におなかがやたら冷えておなかが痛くなってしまいました。どうも空調が効きすぎていたみたいです。
前回の終わり近くになってクリエイションニュースの要である印刷機のリソグラフが故障してしまっていたのですが、故障箇所を交換することで復活していたみたいです。
前回の分は印刷した小冊子として編集部の近くに置かれていました。
ふむ。
今回は9号まで出てるから出た方だな。
フーセンガムという昔定番にしていたネタで30年を祝ってくださった根性食堂さんありがとうございます。ニュース最終号に載っていたもので。
読了
https://www.amazon.co.jp/dp/404072416X
大好きな作品のひとつが完結しました。
完結してしまったのは名残り惜しいですが、内容はうまくまとめてくれています。
最近、ラノベでの魔法というとゲーム系のテンプレなものか独自な理屈で作られたものが多いのですが、ここでの魔術は正統的な魔術を土台にしてるところがいいな、と。
この世界では昔は魔術は効果を得られなかったのですが、70年前の災厄以降魔術が使えるような世界に塗り変えられているのですね。そこでの基礎理論とか、過去の有名な宝物とか遺物が魔術における重要な役割を果しているわけです。
そこにさらに魔術師たちの我流の魔術が加わるような形を取っていると。
魔術師たちは7つの魔法に至る道を模索しているのですが、このシリーズでは全体として見たときにそれぞれの必然性が見えてくるようになっているのですね。
もちろん、そこだけがこの話のおもしろいところではなくて、むしろ登場人物たちが魅力的なのが良かったです。
主人公のブランはひきこもり魔術王なのですが、我流魔術のセブンキャストを使って自分の分身を作って、半自律的に、そして必要があれば本人が分身に憑依することで魔術都市アルテナの平和をこっそりと守っていたりします。
元々6人の分身たちはかなりの個性を持っていたのですが、セブンキャストの魔術王たるブラン本人と、ブランの姉のモリガンの魂が定着されたクィーン以外は魂を持っていない存在だったりします。
でも、そんな分身たちが、回を追うごとに個性に磨きをかけて段々と人間くささが増してきてるのが好きでしたね。
シリーズを通してブランや仲間たちは何度も強敵と戦うこととなるのですが、そこでは強さのインフレーションをおこすことなく、彼等のその時点でできる力を振り絞ってなんとか勝利を重ねてきています。その展開も好きなんだよなぁ。
そして、登場人物たちのやりとりもまた楽しんで読めました。
次回作が楽しみです。