結構気に入ってる漫画なんですが。
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昔、怪物たちの王が邪神ヤオロチを身に宿す巫女によって心臓を奪われ封印されます。
それ以降、怪物たちは王の心臓を取り戻すべく代々の巫女に戦いをいどんで破れるということを1000年間くりかえしてきています。
そして当代のヤオロチの巫女が女子高生のユキ。
怪物たちとユキの戦いはもう日常と化していて、怪物たちも時々本来の目的を忘れてたり普段は人達の日常に溶け込んでいたりします。もう戦うというのが日常のルーチンになってるだけだったりして。
ただ、ヤオロチの力はすさまじく、それを身に宿す巫女たちは皆そろって短命に終わってきたのでした。
ユキも髪は白くなり目の下に隈を作っていて手足もほっそりと痩せこけていたりします。
1巻と2巻は怪物たちの様子がコミカルに描かれているのですが、3巻ではユキのことが掘り下げられて描写されています。
色々なことをひとりで背負っているユキははかない存在なのですが、ヤオロチを操るその姿は時かっこよく、そして友人や怪物たちとすごす日常をみんなといっしょにいられて楽しいと言うようなところがあって。
怪物たちが本当に人を害することをやめて、人と共存できる時がきたら巫女の役目も終わって巫女も解放されると思うのですが、そんな日ももう間近なのではという感じだったり。
それにしても年明けの儀式のところのユキはあざとい!
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『私、能力は平均値でって言ったよね!』の FUNA さん原作小説の漫画版。
原作の方は読んでないのですが。
漫画版の方は両方読みましたがこちらの方がおもしろいと思います。
まぁ、異世界転生物なのですが、事故で亡くなってしまった主人公が神にお願いしたのは少し若返ることと万能のポーションを作るチート能力。(一応どんな言葉も理解できるというのもあるのですが、この巻ではほとんど出てこなかったな。)
異世界ファンタジーの世界だからポーションを使ってつつましい薬屋でも開いてすごそうと思いきや、実はこの世界では魔法は普通のことではなくて、万能のポーションは奇跡の力となってしまったわけで。
色々と主人公はピンチになるのですけど、この娘、頭の回転が早く、機転が効いてるんですよね。ちょっと悪どいっぽいようなこともしながらも、基本的には性格も良いし。
あくまでポーションというチートよりも頭脳で困難を切り抜けていくスタイルがいいなぁ、という感じです。
説明文が多いのが気になりますが、おもしろかったです。