読了。
ゲームキャラで異世界転生して、大草原ではじめるスローライフ
宝島社
¥1,320
作者もあと書きで書いていますが、テンプレを狙った異世界転生物ということなのですが、これまた作者が書いてるようにそこにTS要素が入ったり、色々と制約を入れたりしていて、少しクセのある作品になっています。
MMOなゲームでかなりとがった属性のキャラを使っていた主人公(♂)が、部屋のドアを開けたら見知らぬ世界に。しかも10代前半の女の子になっていたというやつ。どうも自分が使っていたそのキャラになっていた模様。
迷宮で出会った女の子とペアで迷宮探求して生活するのですが、本人は自分が無双キャラ属性であることに無自覚だという。というのも、元々のMMOではそのキャラの職業は仕様でかなり制限されるようになっていて、ある意味では最強なのに実のところゲームでは使いにくく、その職業を選ぶ人があまりいないという状況だったので、主人公もその職業の属性からして自分がそんなに強くないはずだと思い込んでるんですよね。
それが外部から迷宮のところにやってきた人達と接するうちに、その異常さがが認知されるようになってきて……。
といったところ。
結局、最後まで無自覚な様子が続いてるようですが。
単純に楽しめました。
大きい判型の本です。
読了。
人気のラノベの漫画化ということで、結構短期間のうちに出ている3冊読み切ってしまいました。
https://www.amazon.co.jp/dp/9784041068397
異世界建国記 (2) (角川コミックス・エース)
KADOKAWA
¥638
https://www.amazon.co.jp/dp/9784041079119
書店に試し読みの冊子があって手に取ってみたらおもしろそうだったので読みはじめたら一挙に、という感じです。
これも異世界転生物なのですが、主人公はちょっとした加護の力とグリフォンに守られた森の住人ということから、同じ森に捨てられた子供たちのリーダーとして村を開拓し、やがて縁があった近隣の王国で取り立てられるようになるところまでが3巻までの展開です。
主人公は元の世界の知識を流用して村の開拓につとめるのですが、それでも本当に仲間たちとひとつひとつ問題をクリアしていったりするところとか、知り合いとなった王国の人たちとのやりとりがおもしろいかなぁ、と。
子供たちのひとりであるヒロインの少女が、最初はつんけんどんな態度を取っていたのに、やがて時がたつにつれて態度がやわらくなっていくところもいい感じです。
おもしろさは、一挙に3巻まで読めてしまった、ということでわかってもらえるかと。