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— アズマリムちゃん📻16時~超!A&G+アズリムどやっ! (@azuma_lim) October 6, 2020
いや、ああ、うん。
今年のノーベル物理学賞は英オックスフォードのロジャー・ペンローズに独マックスプランク研究所のラインハルト・ゲンツェル、そして米カリフォルニア大ロサンゼルス校のアンドレア・ゲッズの3人がブラックホールに関する研究で受賞することになったらしいです。
元々、物理学賞は理論物理学者はなかなか受賞できないものなんですよね。その理論を実証することが困難なことが多いから。かのアインシュタインも、実は相対性理論ではなく、量子論の基本的な学説光量子仮説で受賞してるんですよね。こちらは実験結果を説明するための仮説を提示し、それがその後の量子論の発展の基礎となったことによります。それなものだから、理論物理で有名な故ホーキング博士はノーベル賞を受賞できなかったわけです。
ロジャー・ペンローズ Sir Roger Penrose はそれこそばりばりの理論物理学者で、どちらかというと数学的なものが大きいそうな人だったりします。
受賞理由はブラックホールの中心に特異点が発生することを先のスティーブン・ホーキングとともに提唱した ペンローズ・ホーキングの特異点定理 Penrose–Hawking singularity theorems だったりするんですが、リーマン多様体で表現した重力中心には数学的な特異点が存在してる、みたいな感じだし。(ほんとうはもっと厳密な言い方があるようですが。。英語版のWikipediaに少し解説がありますね。) ホーキング博士が生きていたらいっしょに受賞していたのかもしれませんね。
ペンローズは量子論のスピンの連結だけで時空を記述するスピンネットワークや、それを発展させたツイスター理論とかでも有名ですが、現代ではツイスターは超弦やループ宇宙論の理解に必要な数学的側面を備えてるのではないかとまで言われてるようで。
いや、彼が生きてるうちにノーベル賞を受賞できるとは思っていませんでしたよ。
そういえば日本の有名な素粒子理論学者の南部陽一郎も最近になって受賞していたっけなぁ。