読了。
三国志に魔王と呼ばれた相国の董卓の孫娘の董白という少女がひとこと語られてるのですが、その董白に転生し、舌禍と三国志の知識をフルに活用して三国志の世界を渡り歩くことになった元サラリーマンが主人公。
長安から曹操の手で攫われた董白は、孫尚香の手引きで南方にのがれ、そこで孫尚香の父親の孫堅に力を貸すことになったのですが……。
三国志の歴史が董白の存在によってゆがめられ、天下無双の呂布が南方で帝国を築きそうな勢いとなっていますが、それに董白はどう対峙するのか。
ラストは圧巻です。
孫尚香って物語の三国志演義では孫夫人と呼ばれ劉備の年の離れた奥さんということになってるらしいですね。今回活躍した趙雲とも色々と縁があったようで。
でも、この話では趙雲は劉備の元にいなくて同じく劉備の下にいない女の馬超とともに董白の下にいるんですよね。