朝、ちょっと寝坊して、あわてて出発しました。
Saint-Lazare駅からSNCFの近郊連絡線のL線で、Versailles rive droite まで。40分ぐらいの行程。
新宿から40分というと三鷹かそこらへんですが、パリの場合はちょっと外に出るだけで、やたら田舎になるみたいです。家並みも土地の起伏もなんか田舎。
パリ市内の鉄道は入るときだけ切符を入れますが、SNCFでは出るときもチェックされるみたいでした。(昔は入るときだけだったと記憶しているのですけど。)
ヴェルサイユ宮殿の部屋は狭いのだという話を聞いたことがあったのですが、日本人の感覚からするとやっぱり広いという感じだったり。
ルイ14世がとにかく主役という感じで、後半はナポレオンの展示とかもありました。
パリ・ミュージアム・パスを使ったので、宮殿とトリアノンだけ時間の予約をしたのですが、なんと宮殿からトリアノンの中間にある庭園はチケットが別とのこと。しかも予約した時間までもう余裕がありません。
とにかく切符を買って庭園をほとんど見ることなく突っ切リました。
庭園自体はとにかくでかく果てしなく広い、という感じです。
庭園を出て、グラン・カナルという池(?)のところから斜めに道を入って、果てしない距離を急いで歩きました。
まさかこんなに距離があるとは思ってなかったのでまいりました。
結局、12時の予約のところを12時35分ぐらいになってしまったのでしたが、なんとか入場はさせてもらえました。
宮殿そのものはそれほど見るところはなかったのですが、庭園とかマリー・アントワネットの作った農村のファームとかがおもしろかったです。家はわらぶきの質素な家が立ち並んでいてファームには鶏や山羊や羊、それに豚や兎などが飼われていました。
漫画やアニメなんかで、中世風の異世界で離宮とか出てくるものがあるのですが、このトリアノンってまさしく離宮ですよね。宮殿と離宮ってかなり離れてるものなんだなぁ。
トリアノンを出て、グランキャナルの近くまで戻ってきたところで、そこのカフェ、というかレストランというかで軽く食事。オーダーがめちゃくちゃだったので色々大変だったような。
庭園に再入場できるかわからなかったので、庭園を避けて横の道を駅まで移動しました。
道の間隔が広いし、街路樹もスケール感を出している。とにかく広い、という感じです。まぁ、日本じゃこういうスケール感の設備は作れないだろうしなぁ。
SNCFの駅からL線に乗ってサンラザールまで戻りました。
今日はとにかく歩いたので、足が死にました………。。