朝はホテルでの朝食。お粥でした。
7時半ごろにホテルを出てMRTの雙連の駅へ。
MRTというのは台北の市内を走る電車のことです。
自動販売機でトークンというプラスチックのコインのようなものを買って、改札するときは機械にトークンをかざします。出口でトークンは回収されます。まぁ実際のところはみんな1日乗車券のようなものを使っていることの方が多いようですが。
MRTの士林まで行って、そこから歩いて故宮博物館をめざしました。
でも、ちょっと無謀だったようです。
この道は以前歩いたことがあるはずなのですが、それでもかなり疲れたなぁ。
博物館の開館する9時ちょうどぐらいに到着しました。
ちょっと水分を補給してから中へ。
故宮には1992年にも一度行ったことがあるのですが、その後改装されていて、全然違う感じになっていました。正面の感じは同じなんですけどね。
故宮には書道作品と青銅器を目当てに行ったのですが、今回特別展とかをやっていたので、見られない作品の方が多かったかなぁ。
それでも、智永の千字文とか、懐素の草書千字文とか見れました。
近代の陶器にはあまり興味がなかったのですが、見てみると案外とおもしろかったりして。表の模様が透けて見えるほどの薄い磁器とか、ものすごく細かい彫刻がされた象牙とか。見るところはいっぱいあります。
最近は白菜の形に見える石の彫刻が人気を呼んでいて、結構な人が見にきていました。
それにしても、故宮の中で時々嵐のようにしてあらわれるガイドツアーにはまいりました。見ている人をものとせずに割り込んできて解説がはじまるのです。そういうときは嵐が去るのを待って、すいてきたときをねらって見るのがコツのようです。
故宮から士林に行くのに、バスにチャレンジしてみました。
バスは路線が多く、しかも降りるのが大変だというはなしを聞いていたので、躊躇していたのですが、さすがに朝に歩きすぎたし、故宮でも長い時間をかけてまわっただけあってかなり疲れていましたものですから。
故宮は16時ごろに後にしました。
MRT士林でバスを降りて、ちょっと歩いたところにある士林楽器に行ってきました。
連れのマイミクのKAMEパパの知り合いであるSweetさんに会うのが目的のひとつです。
お話はあまりできなかったのですが、連れはオカリナの試奏をさせてもらって、気に入った楽器を何本か買っていました。
Sweetさんは子供にオカリナの演奏を教えているところだったので、ちょっと忙しいところをおじゃましてしまったかもしれませんが、楽しかったです。
ここに来るのは今回の旅行の目的のひとつだったので、無事終了してほっとしました。
そのまま劍潭の駅の方に。
台北で最大規模の夜市である士林夜市に行ってみたかったのです。
でもなんかものすごい人がいるなぁ、ものすごい喧騒です。
夜市の会場はみつけたのですが、中に入ってみると臭豆腐の匂いが充満していました。臭豆腐(チョウトウフ)というのは、台湾で代表的な料理のひとつなのですが、とにかく臭いのです。
ちょっと人込みにもちょっとまいってしまっていたので、士林楽器の手前のところにあった屋台街の方に戻ってみることにしました。こちらはこじんまりとしていて、見やすかったので。
そこでいくつか買って食べてみました。うまかったです。まぁ、B級グルメなんですけどね。
台湾というのは微妙に日本を思わせるような雰囲気のあるところがある一方で、屋台街のような喧騒もあったりしていて、昨日と今日見た感じでは全然中国っぽくないところがあったりします。まぁ、日本的とはいっても、30年、40年昔の日本という感じですけど、ときどき新しいものがまじっていたりもして不思議なところです。
まぁ、なんにしろ暑いですね。汗だくになりました。水分もこまめに補給しましたし。とにかく疲れましたよ。楽しかったけど。
いったんホテルに戻って、ホテルの近くにあった足裏マッサージの店に行ってきました。勝安堂国際足部保健中心という店です。
簡単なコミュニケーションですが、日本語も少々できるようです。
足をまずフットバスにつけてから、片足づつもんでもらいました。
これがまた気持ちよくて。
足が疲れていたので、とても心地良かったのです。
まぁ、さすがに色々と疲れているところがあったので、痛い箇所がいくつかありましたけど。
疲れてますね、とか言われてしまいましたよ。
さて、明日は大雑把な計画しか練っていなかったりします。
まぁ、出たとこ勝負かな。
>屋台街<br>マイミクさんの台湾旅行記を読むと…<br>(^^)マンゴーカキ氷が絶品だったそうで♪
マンゴーカキ氷はおいしいという評判ですね。<br>残念ながら今回は食べなかったのですが。