朝まったりと起きて、ちょっとニコ動で相撲を見ていました。前相撲というやつで、序の口よりも前の段階の力士たちの相撲でした。続いて序の口の取り組みもやっていました。まぁ、今日はこのあと予定もあったので、朝を食べてからはそのままでかけました。
立川の方に国営昭和記念公園があったので、そっちに行ってみようという話になっていたのです。
自転車で7キロちょいぐらいだったかな。
延々とこぎつづけて、砂川口から入場しました。自転車を持ち込むことができるようなので、入場券を買って、ゲートをそのままくぐりました。
サイクリング用の道があるんだ。
適当に行って、日本庭園と「みんなの原っぱ」の中間にある駐輪所に自転車を停めました。
原っぱのはじのところに菜の花がいっぱい植わっていました。そこを通りすぎたところの、原っぱ中央売店のあたりで、簡単に昼を食べました。
みんなの原っぱを横切って、大ケヤキの横を通りすぎ、反対側のポピーが植わっているところまで行きました。同じケシの仲間のナガミヒナゲシはつぼみも花も実も不気味なんですけど、ポピーだとマシに見えるのは何故? 多分、あの大雑把な感じが違うんだろうな。それにポピーってなんか茎がぐねぐねと曲っていたりするんですよね。そこらへんもなんかおもしろかったです。
原っぱ南売店のところにハチミツ入りのソフトが売っていたので、それを食べました。かなりハチミツの香りが強いです。売店のところに地図があったので、それを入手しておきました。
原っぱを北の方まで横切って、自転車の方へ。原っぱには色んな人が来ていて憩んでいました。幼稚園児の集団が多かったなぁ。
自転車はやりすごして、反対側にある日本庭園の方に行きました。
南の門を入って、西の流れのところをは微妙に水が流れていたみたいです。
歓楓亭というところで呈茶ということで500円で抹茶と茶菓子を出してくれるということだったので、飲んできました。まったり。なんかあとから大量に人が来ていました。
順路に沿って盆栽苑に行く途中に、巨大な竹の子というか、まだ皮をかぶっているけど、結構にょきにょきと伸びた竹が生えていました。あれぐらいなら食べられるとか食べられないとか言っている人がいましたが、竹の子はまだ地面の底にあるぐらいのときじゃないと食べられないんですよね。竹って太さが変わらなくて節の間がのびるだけなので、見た目はでかい竹の子にしか見えないんですけど。
盆栽苑へ。色んな種類の盆栽が置かれています。樹齢80年とかはざらで、中には300年とかの古木も置かれていました。丹念に手入れすることで生き長らえているんだそうですね。幹の一部が白くなっているものもあるのですけど、その部分は枯れているんだそうです。なんというか、皮一枚でつながっているような感じになっています。今まで盆栽の良さはわからなかったけど、これは見応えがあるなぁ。一見の価値ありです。
盆栽苑をあとにして、北の流れに。でも、節電の関係で流れや滝は止められていました。
橋の近くに菖蒲が植わっているところがありました。まだ時期じゃないので咲いていませんでしたけど。近くに水蓮がありましたが、そっちは咲いていました。
ぐるりとまわって南の門から日本庭園を出ました。
自転車のところに戻り、ぐるっとまわって原っぱの南の方へ。
一面にネモフィラという青い花が咲いていて、きれいでした。なんか太陽が反射してまぶしいし。淡い青がいいです。
そのさらにちょっと行ったところの駐輪所に自転車を止めて、水鳥の池の近くのハーブ園を見てきました。ボランティアによって管理されているところなんだそうです。色んな匂いがまざっていました。すごい種類のハーブがあるものなんだなぁ。猫がきもちよさそうに寝ていました。
花木園展示棟にちらしがあるということだったので、行ってみたのですが、ハーブ園のちらしはありませんでした。そのかわり、プチ盆栽(?)のような鉢の展示がありました。これも結構楽しかったです。季節ものの展示だったみたいです。
水鳥の池では多くの貸しボートが浮いていたので、貸しボートの場所をさがそうとしたのですが、このあたりの道ってどこもどんづまりなんだよなぁ。途中で時計を見ると15時半ぐらいだったので、連れが西荻のbeco cafeの予約を電話でしました。
良く考えてみたらもう時間があまりないなということが判明したのと、ボートを貸してくれるところはかなりぐるっとまわったところに行かないといけないということがわかったので、今日のところはボートはあきらめました。
眺めのテラスとかカナルの方面に季節の花が咲いているはずということで、ちょっと見に行ってみたのですけど、時間的余裕もなかったしみつけることはできませんでした。
そのまま自転車で砂川口の方まで戻って、そこで退場しました。
南の方が結構見ることができなかったところが多かったのですけど、またの機会に行ってみるか。
自転車をかっとばして家まで戻りました。
かなり疲れてきたぞ。
電車を乗り継ぎ西荻へ。
とりあえず夕食を。
駅前のマックダナーに行ってメガマックを食べました。はらいっぱい。でもおなか壊し気味。ちょっとふらふらしていましたが、今野書店に寄ったあたりで危険になってきたので駅に引き返して駅のトイレに駆け込みました。定期があったので助かりましたよ。
時間が押してきていたので、そのままbeco cafeというカフェに。
そこで、超短編について解説し、また批評会もやってしまおうという企画をやっていたのです。
超短編というのは、500文字程度で書かれた文字通り短い小説のことで、ショートショートが落ちまで用意する分量があるのに対して、こちらは落ちてなくてもそこを想像でおぎなうという、一種俳句とか短歌に近いものを持っているもののことみたいです。アニマソラリスでも超短編特集として3号に特集しています。
今日はタカスギシンタロ氏と松本楽志氏らを中心として、会が開かれていました。このお二人は上のアニソラでも超短編特集の時に寄稿してくださっています。このお二人と、アニソラでもおなじみの たなかなつみ 氏の3人で編集した『超短編の世界vol.3』の出版記念ということで、今回の会があったのでした。
結構楽しめる内容でした。前半の第1部は19時半ごろからはじまって、20時40分ごろまで続いていましたが、あっという間でした。
休憩のあいだに、参加者の持ち込んだ作品をタカスギ氏と松本氏で選んで第2部で批評をやっていました。特に賞をつけた作品はその場で朗読していました。難を言えば、批評だけでなく朗読の方ももっとして欲しかったというところでしょうか。
今は更新されていませんが、超短編マッチ箱というサイトがあるので興味のある方はのぞいてみてください。タカスギシンタロ氏はブログもお持ちのようですので、ごらんください。『超短編の世界 vol.3』の編者らによる超短編500文字の心臓というサイトに、超短編の作品なども置かれているのでのぞいてみてはいかがでしょう。
22時よりも前に会は終了となったので、なんとか家に無事帰ることができました。やれやれ。
*追記
いっしょに来ていた連れが氏らの話に感じ入り、西荻から家に帰るまでのあいだに思い立って超短編を2編ほど作りました。こちらとこちらです。ちなみに、連れは普段文章を書くことはあんまりやっていません。メールを書くぐらいかな。でも、そんな人でも500文字ぐらいならでっちあげられるのではないかということで書いたのでした。超短編を書いたのははじめてのことです。
テーマは、この日のトークイベントで取り上げられたテーマの「牛」と、500文字の心臓で直近のテーマとなっていた「法螺と君の間には」です。
たしかに出来はともかく書くことはできるという証明になったかと思います。
興味を持たれた方は、ぜひトライしてみてください。面白いですよ。