今日は着払いの荷物が届くので、でかけずにいました。
どうせなら、とほとんど寝てました。
午後になって、しばらくしてから荷物が届きました。
これ、実は住所登録を変更しないで西荻のままにしていたために届かなかったやつなんですよね。宅配の集配所に電話してわかったんです。それで、送り元に戻して、それから再送してもらうことになるということだったので、送り元に連絡してあったんです。送り元は、こちらのミスなのに快く対応してくれました。ありがたいです。
ありがとうメロンブックス。
いや、あまり書店に置いてある数が少ないという話を聞いていたので、本当に助かりました。
夕飯はかなり久しぶりにドミノピザにしました。500円割り引き券が残っていたものですから。
そういえばピザを注文する前にNHKで妄想ニホン料理という番組をやっていました。
日本料理についての簡単な説明を元に海外の人にその料理を想像して作ってもらおうという企画の番組です。
途中から見たのですけど、かなりおもしろいです。
普通だと、かなり大外しするものなんですけど、今回はかなり元に近いものを作っているところがあったりして。
たぬきうどん、という題に対し、瓜で作った、鼠に見立てたものを冷やした麺の上に置いた料理とか。他のレストランでは、冷やしたビーフンにカレーを載せて、揚げかすを入れていて。揚げかすなんてビンゴじゃない。
南蛮漬けをスペインとポルトルガルの人に作ってもらっていたりして。説明でも南蛮を16世紀ごろのスペインやポルトガルのことだ、とあったのですけど。16世紀じゃ魚は使ってなかっただろう、と、カタツムリを煮て漬けたものを出したところがあったと思ったら、エビをライム汁に漬けたものを出して、クラブの長老におこられていた人がいたり。そして、ある夫婦の経営するレストランでは、イワシを揚げたものをマリネに漬け込んだものに、野菜を揚げたものを添えてみたりして。野菜以外はそのまんま南蛮漬けじゃないですか。その夫婦は作ったあとで本物の南蛮漬の写真を見せてもらって、自分達の想像がばっちし当たっていたことに大層喜んでいました。その日は夫婦の結婚記念日でもあったらしいです ^^
明るい番組ばかりではないですが。
しばらくテレビをつけっぱなしにしていたら、ドキュメンタリードラマ 基町アパート というのをやっていました。ちょろっと番宣を見たことがあって興味はあったのですけど、今日やってるとは思わなかったな。
話は東京に住んでいた小学校5年生の男の子が夏の間中だけ広島のおじいさんの家に泊まりに来るところに来ることから始まります。ところが、家に着いてみたら、おじいさんはなんと中国語しか話せませんでした。
段々と事情が明かされるのですけど、おじいさんは戦後満州に取り残された残留孤児で、日本での生活に溶け込めないでいるのでした。
男の子は最初はおじいさんのことを怖がり、反発します。
でも、学校や住んでいる基町アパートの近くにある原爆ドームのことや、実際に原爆での被害に遭った人の話を聞いたり、隣に住んでいた、やっぱり残留孤児の孫で日本語がわかる女の子との交流で、次第におじいさんとも打ち溶け、おじいさんも、はじめて戦後の悲惨な体験を語ることを決心すると。
男の子を中心に、戦争で心に傷を負って周囲と打ち溶けることができなかった人たちと、町の人たちのわだかまりが解けていくとい話でした。
端々に、実際の残留孤児の方とか、原爆に被爆した人たちの話を挟んでいましたが、それを見ると、実際には心の傷はまだ大きく、いつまでも残っていることが伺われました。
原爆で被爆した人が、話中の主人公と同じ、小学校5年生の子供たちに話をしてるところがあったんですけど、子供たちが、なんとなく注意散漫で、あまり興味を持ってないようなところの方が印象的でした。まぁ、そっちの方がリアルだよなぁ。
現実的には、そう簡単にみんなの子供がすぐに興味を持つわけではないだろうし、心の傷や人々のわだかまりが解けるわけではないですよね。
話は話として感動的でした。でも、実際に価値があるのは、こうした間に挿入されたエピソードの方だったのかもしれません。
あと、話の中で非常に記憶に残ったのですけど、主人公の男の子が「はだしのゲン」を手に取って少し中をめくってみるシーンがあったりして。それが、そのあとでの原爆ドームの話や被爆者の話とつながってきてるんですよね。学校の校長も「はだしのゲン」のことを話題していました。
まぁ、8月が舞台だったということもあったでしょうが、タイムリーだったなぁ、と。もちろん、制作のタイミングから考えて、松江で「はだしのゲン」を児童から直接見えない状態にしていたニュースとは全然関係ないはずですが……。
というか、それにしても、今日の日記のタイトルをほとんど寝ていた、にしたけど、全然寝てないようにしか見えないところがなんとも……