昨日、32bit版の話をしたのですけど、そもそも日経Linux自体でも32bit版を配布してるのだから、当面は心配する必要はないみたいですね。
Virtual Box上の13.04のやつをひとつ13.10にアップデートしておきました。
lang-8で福建の方言の紹介をしている人がいました。
どうしても福建というと閩南語というイメージがあるのですけど、もっといっぱいあるみたいですね。
南部の閩南語、東部の閩東語、中南部の莆仙語、中部の閩中語、北部の閩北語で、建甌語はそのうちの閩北語のひとつなんだそうです。
へぇ。
Wikipediaで見ると、閩語は他の中国の方言との隔が大きくて、王育徳の研究(1960)によると、基本的な単語で比較すると、普通話と閩語の間の違いは英語とドイツ語よりも大きいとのことだそうです。
ちなみに、台湾語は閩南語のひとつとされていますが、これ自体もオーストロネシア語やタイ語語族と関連付ける研究があるそうです。(つまり、閩南語の一部ですらない可能性もあるわけだ。)
建甌語の例もlang-8で話題にしていました。
「ザイザイ コ イエ マン」は「いっしょにごはんを食べに行こう」
「ウェ ション イェマン 」は「私はご飯を食べたいです」
「ウェ ション ミチ」は「私は寝たいです」
とか。
なかなか、中国語の方言というと広東語か台湾語か上海語以外はほとんどみかけることがないので、こういう話はとてもおもしろかったです。
それにしても、本当に中国語の方言の違いは大きいですね。お互いに言葉が通じない中で、漢字の果たした役割はかなり大きかったということですね。