長らく、家のマシンには24.2が入っていました。
24系列になるあたりから、elispの仕様が変わってしまって、cmailが動かなくなってしまったのと、そもそも日本語と外国語の混在したメールでの動作に難があったので、メールをgmailに全部移してしまったものだから、Emacsを使う機会がぐっと減ったんですよね。
txtをダブルクリックして起動するエディターもgeditだし。(さすがにメモ帳はやめた。)
それでも、仕事ではEmacsははずせないし(Fortranモードを重宝してます)、そちらではあいかわらずcmailを使っています。(そろそろ禁止されそうだけど。。。)
htmlファイルをちょろっと編集するときも、わざわざAptana Studio3やVisual Studio Express 2012 WEBを立ち上げるまでもないものはEmacsを使った方が便利ですからねぇ。
その割には、日本語環境をまったくいじってなかったんです。
とりあえずddskkのcsvヘッダのものをインストールしておきました。
そうしてから、とりあえず、Emacsの開発版のソースをbazzarでダウンロード。
まぁ、結局色々とライブラリーが足りないのでMSVではコンパイルできなかったんですけどね。
MinGWでそれらのライブラリーを用意するのも面倒なので、とりあえず置いておいて、正規版のEmacs 24.3のWindows版バイナリーを落としてきてインストール(といいつつ、適当なフォルダーに展開するだけ ^^;;)しました。
恐しいことに、~/.emacs.d/init.el すら用意してなかったことに気付きました。
まぁ、以前使っていたものは、cmail用のelispライブラリーを色々とロードしたり設定したりする処理が入っていたので、そのままでは使えなかったんですけどね。
とりあえず、空のものを作っておきました。
で、まずはddskkをインストール。
dicの下に、色々と辞書ファイルを入れておくと、勝手にそれらを登録してインストールしてくれるようになってるみたいです。以前はSKKJISYO.Lだけだったと思ったけど、気のせいかな。。。
ただ、ファイルエンコードはEUC-JPからは変えておくことにしました。SKKFEPでもUTF-16LEが推奨だし、SKKFEP用に確保してあった辞書がみんなそのエンコードに変換してあるものばかりだったので、それにそろえることにしたんです。
ちなみに、辞書ファイルのコードについては、~/.skk で (setq skk-jisyo-code 'utf-16le) としておけばいいようです。
あとは、今流行りのpackageのインストール。
11月号のSoftware DesignにEmacsの特集があって、そこでpackageを取ってくるためのサイトの追加方法について載っていました。
でも、どうにもうまく読み込んでくれないんですよね。
これについては、init.elに設定するよりも、customizeで設定した方がよいみたいです。
package-archivesに以下のサイトを登録しておきました。
"gnu" . "http://elpa.gnu.org/packages/"
"marmalade" . "http://marmalade-repo.org/packages/"
"melpa" . "http://melpa.milkbox.net/packages/"
"ELPA" . "http://tromey.com/elpa/"
まぁ、最初のやつはデフォルトなんで入れとく必要はなかったはずなんですけど。
それからpackageを起動して、リストの中からorg-modeとweb-modeを選択してインストールしました。
実際のところorg-modeは標準で入っているのですが、標準のものとorg-modeの開発元での最新版ではバージョンが違っているらしいので新しい方をインストールしておいたのです。
ちゃんと起動時に自動的にこれらをロードしてくれるのが楽ですね。
org-modeは簡単な記号付きの記述したテキストからHTMLやLaTeX形式のファイルを出力してくれるらしいので、入れてみました。LaTeXとかを使わなくなったのは、設定ファイルとかをいじるのが面倒になったからなんですよね。色々とカスタマイズしようとすると、そっちにばかり時間が取られてしまって、本末転倒になるという。(そのかわり色々できるのですけど。。。)
Web-modeはhtmlやCSSやJavascriptなどが混在した状態のファイルでも、ちゃんと入力補助してくれるモード。htmlをいじるのがまさに今回のアップデートの目的だったので、最適。。。のはずが、init.elでmajor modeの設定をしても認識してくれないのは何故?
Software Designのリスト通りに入力したのですが。。
何か昔とelispの仕様やEmacsの処理まわりが変わってしまっているから、そこらへんの問題なのかなぁ。。。
まぁ、ファイルを開いてから M-x web-mode でモード切り替えはできるんですけどね。
まぁ、そのうちそのうち。
Emacsとは関係ないのですけど、何故か今日はマシンがやたら重くなっています。
特に、Firefoxのアップデートが来たあとは、最悪な感じです。
それにひきずられたわけではないのでしょうけど、全体的に重くなっています。
cashファイルの削除やレジストリの修復もしてみましたが、駄目です。
なんだかなぁ。。。
そういえば、最近よく、日記を書いてるときに、「Internet Exploreは動作を停止しました」というダイアログが出て、IEがしょっちゅう再起動します。
再起動したあとも、書きかけの日記は残ってるみたいなので、とりあえずよいのですが。。
まぁ、dDiaryの仕様として、下書きをcashするようになっているので、最悪そこから救出できるようになっているのですけど、IE 11にしてから挙動が不振です。日本語入力のときのカーソルの挙動も変ですし。
MSがパッチを出すまではこのままがまんしないといけないんだろうか。。