競書の試験の課題を篆書で書きました。
淒淒満南浦とあります。二字目は同字なので二で書いています。
今日は調子が良かったのか線がすっとすすみました。
まぁ、篆書自体は本来彫るものなので、あまり書くために合理的な形をしていないのですけど、清朝の時代に、石に刻まれた篆書を筆で書く技術が確立され、今はそのスタイルが定着したという感じでしょうか。
基本的に 蔵鋒で入って穂先を出さないようにし、穂先を線の中央に来るようにしながら、線の太さを均一にして書くというのが基本としてまず言われることですね。
あとは空間を均一にして、線で区切られた空間が等間隔になるように作ります。
まぁ、でも清朝の時代に書かれた篆書は、基本的にはその法則に従いつつも、案外と自由に書いてるところがあったりするのですが。
実際のところ、篆書(小篆)が用いられた秦の前後の時代の木簡や帛書を長年やっていると、篆書そのものにも、独特のリズムがあることが見えてきます。
決してガチガチの無機質な書ではないのですね。
で、明日錬成会の予定だったのですが、この荒天のため結局やめることとなりました。
田無に行くだけでも大変だからなぁ。
そうそう。
年末に書いていた武道館の書き初め展の作品は例によって特選となりました。やっぱりどうしてもその上には行きませんね。教室にも特選よりも上の人が結構いるのに。そのあたりに限界があるのかなぁ。
表装の依頼をしてきました。
まぁ、今朝には上がっていたのですが。。。
先週の雪は10年ぶりだとか16年ぶりだとか言われて、結局45年ぶりの大雪ということになったのですが、昨日の雪はさらにその上を行っていました。
なんか100年に一度の大雪とまで言われているみたいです。観測史上最大ということだものなぁ。
場所によっては1メートル以上積もったみたいです。
うちのあたりでも素で50センチ以上は積もっています。
書道に行く時間になっても、あちこちで雪掻きをしている姿が見えました。
道路の両脇には、かきわけられた雪がうずたかく積まれています。
雪掻きが追いつかないところはがちがちに雪が踏み固められています。
とても東京の光景には見えません。
写真を撮ろうとしたのですが、何故か携帯のカメラが故障してしまったみたいで撮ることができませんでした。(上の書作は連れに撮ってもらいました。)
西武多摩湖線も今朝は止まっていたみたいですね。さもありなん。
東横線も、昨日は衝突事故を起こしていて、一部不通でしたし。
中央線も高尾から先は除雪が追いついていないみたいです。
夕飯は新青梅街道の方のラーメン屋に行ったのですが、並んでいる片方は休みになっていたし、近くの松屋も休みみたいでした。
明日の食事分を確保しようとコンビニに行ったのですが、みごとになにもありませんでした。みんな出歩かないのね。
その一方で雪の芸術も出ているみたいです。大雪で再び雪だるま職人が勝手に雪まつり 渋谷には2匹目のハチ公も出現。ハチ公のとなりの雪のハチ公にはびっくりですね。オリジナルの方は傘をかぶっているし。
明日は連れは、こんな状態の中オカリナ関連のイベントででかけてきます。
大丈夫かなぁ。
ゆうべ、というかほとんど今朝なんですけど、ロシアのソチでやっているオリンピックの男子イフィギュアスケートのフリースタイルをやっていました。
その前のショートプログラムで羽生結弦(はにゅうゆづる)が大会史上初の100点以上をつけていたのですが、フリーでも逃げ切り、金メダルを取りました。
結構あぶない箇所もあったのですが、それでもかなり高い点数を取っていたんですよね。構成とか演技がそれだけ良かったということなんでしょうね。
実際のところ、合計点数で金の羽生と銀のカナダのパトリック・チャンが抜きんでいて、銅のカザフスタンのデニス・テン以下に30点近い差をつけていたんですよね。3位から6位ぐらいまではほとんど僅差でした。(その中にも日本人が二人いるわけですが。)
あとは、羽生結弦がエキシビジョンでどのような演技を見せてくれるかが楽しみですね。
ちなみに、男子フィギュアで金を取ったのは今回がはじめてで、金そのものは2006年のトリノの荒川静香以来のことだそうです。
ちなみに、横目で今回のオリンピックの競技を見ていると、かなり転倒する人とかが多いんですよね。ハーフパイプとかかなり悲惨だったものなぁ。
なんかソチの方は暖冬でコンディションが結構悪いみたいです。
日本の雪をソチに持って行きたいところです。
松岡修造が日本にいないから日本が冷えて大雪なんだとか。なるほどだからソチが暖かいのか。
そういうもんなの?