読了しました。
https://www.amazon.co.jp/dp/9784865292251
ユートピアの皮をかぶったデイストピアのお話。
全てが管理されていて、子供も人工子宮から生まれ、18歳になると職業が決定されてそれに就くことになる。
それでも、その現状に疑問を抱かない状態で育った人たちはそれを不思議とは思わない。それでもちょっとしたことでほころびが見えると、そこから色々と不自然であることがわかってしまって。
まぁ、ストーリーの進行そのものはそんなに山や谷が大きくあるわけでもなく、さらっと進んでいきますが。
まぁ、極端な管理社会も、その発端には理由があったということで。
それと、クラッシャージョーはご愛敬ということで ^^;;
最近、中国は近隣の諸国の領海侵犯をエスカレートさせてきていて。これは領海侵入とかそういうレベルじゃなくて、国家的な海賊行為じゃないかと思いはじめていたんですが、そんな中インドネシア立ち上がりました。
中国と比較的親和政策を取ってきたインドネシアですが、自国領海内での中国漁船の活動についに頭に来たようで。
すでに拿捕した中国船舶を200隻も爆破してきてるようですし、領海侵犯船に対して断固たる行動を取ると表明しているようです。(NHKのニュースより)
で、どうも軍事的な行動のための準備も進めているような映像も出ていたんですよね。
それにどう見てもこの示威行為は中国への挑発を狙ったものにしか見えませんし。
中国はASEAN諸国との問題を多国間問題にしないで個別の国との交渉で取り込もうとしているのですが、ここまで大事になることをどこまで想定していたのか。
見ている限りではいつ全面戦争が勃発してもおかしくない状況なんですが。
実際の温度はわからないんですがね。お互いにどこまで挑発に乗るのか。どこまで勝算があるのか。
でも、インドネシアは東南アジアではかなりの領土と領海を所有するかなりの大国なんですよね。その潜在的な力は無視できないものではないかと。
それに南国の人は普段温厚でも、激昂するとかなり強烈な行動を示すこともありますし。インドネシアそのものも海外に植民地を持っていた時期がある国ですし。。