見てきました。
今回は調布まで足をのばしました。
国分寺からバスで府中に出て、そこから京王線で調布にむかったのでした。調布はなんか文化圏が違うという感じですね。駅前の広場とかの雰囲気は欧州の広場のようでした。
プリプリは安定のプリプリでした。
導入から緊張しっぱなしの展開で始終楽しむことができました。
王国側ではプリンセス(シャーロット)は王位継承権第4位なのですが、今回は1位から4位までが勢揃いしていて、その中での陰謀が企てられていました。その一方で、共和国の開発したケイバーライト爆弾が王国に盗まれる事件も発生していて、アンジェたちのグループはその事件に狩り出されるのでした。
クラウン・ハンドラーというだけあって、王国内の王位継承者たちの間の陰謀にこれからどんどん比重がかかってくるのでしょうね。
ラストでの緊張感が最高潮に達していました。
チーム小鳩は、プリンセスは今後どうなってしまうのでしょうか。
すでに第3章も決定しています。
なんとか全6章を完走して欲しいです。
公式チャンネルのここから冒頭の10分間だけ試聴できるみたいです。
まぁ、また過去に戻ってきたのですが。
結局、原作の全部盛りにしたおかげでこのアニメは何を一番伝えたいかがはっきりしてなくなり、それぞれの描写が中途半端でしかも訴えてくるものがなにもない作品となってしまいました。
テーマをはっきりさせるというのは話を作る上でまず第一にやらないといけないことで、しかも原作の作中でも登場人物に似たようなことを言わせていたはずなのに、その原作者による脚本はそれが全然できてないという状態になっていました。
多分、あのシーンもこのシーンも残したい、と思ってしまったんでしょうね。
このアニメに対して好意的な意見もあるようですが、批判的なものでは話の粗ばかり目立ってしまってるようでした。これも話を整理し、伝えたいことだけにエピソードを絞り、矛盾しているところには十分な説明と、もしくはうまくスルーする演出をしないといけなかったところなんだと思います。
個人的には恭也が追いつめられた状況で問題を解決していくあたりにこの話のおもしろさを感じていたのですが、解決していく過程に何の説得力もない感じになってしまいました。
結構残念な結果になってしまったよなぁ。
原作者がアニメ制作にかかわるときは、自分にできる範囲でしかやってはいけないという典型的な例なのかもしれません。