つれづれなるままに
- 最近のこととかなんとか。
日記と言うほどのものでも ないのですが、
つれづれなるままに書いてみました。
- 上のほうが新しいです。
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27 December 2003
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このところ宇宙関連のニュースが続いてるみたいです。
前回日記を書いた出張の目的だったH-IIAロケットの6号機は11月29日に種子島から打上げられましたが、
大型固体ロケット・ブースター(SRB-A)の分離に失敗し、ミッション達成が不可能と判断されて指令破壊されました。
原因究明は結構急ピッチで進んで、当日にはもうSRB-Aのノズル付近で燃焼漏れがあったことが判明してたりしました。
今回の失敗で日本の宇宙開発は足踏みすることになりますが、きっと再起をはたしてくれることでしょう。
間が悪いことに、H-IIAの失敗の直前にADEOS-II(一般には「みどり2」と言われてますね)が通信を途絶してました。
ADEOS-II の前の機種である ADEOS のときも私は打上げに行っていたのですが、
どちらもほぼ同じぐらいの運用期間で壊れてしまってたりします。
冗談で ADEOS、アデオス(さようなら)みたいなこと言われますが、冗談じゃないです。
衛星からのデータを待ちわびていた人たちにとっては災難だったと思います。
これまたH-IIAの失敗の直前に、中国では有人ロケットの打上げに成功していました。
中国は世界で3番目に人を宇宙に運んだ国となったのです。
ロケットや有人技術のベースとなるのはロシアのものでも、かなりの部分が独自の技術によるものだという
報道がありました。
技術はやはり継続的に積み重ねていかないといけないものなんですよね。
対する日本は当面は独自の有人宇宙飛行は行わないという政府方針となってたりします。
アメリカのシャトルにおんぶにだっこという構想なのですが、シャトルですらこのまえのコロンビアの事故で
ままならない状況なのに、困ったものです。
さらに間の悪いミッションだったのが、H-IIAの直後に明らかになった火星探査機「のぞみ」のトラブルでした。
厳密に言うと、トラブルが発生していたのは結構前からだったのですが、復旧がまにあわなくなり、
火星周回の軌道に乗せることができなくなったのでした。
こちらはみどり2やH-IIA6号機のケースとはかなり状況が違っていて、いっしょくたに論じるような問題では
ないと思うのですが、報道では同じように失敗という面が強調されてるみたいですね。
火星探査は実はかなり困難なミッションで、アメリカやロシアの探査機が何機か火星をめざしましたが、
成功率はかなり低かったりします。
そのなかで、いくつものトラブルをかかえながらも、火星にニアミスするような軌道を取り得たのぞみは
かなり上出来なミッションだったと思います。トラブルを奇跡的に乗り越えてあそこまでたどりついたという
方がいいとすら思います。成果としても、動作可能なかぎりのセンサを駆使して惑星間のデータを
取得してきてるし、数回にわたるスイングバイの成功や惑星間航行に関する経験の蓄積などを得ることができた
ということです。
のぞみは12月の13日に火星への最接近をすまし、現在は太陽を周回する軌道に入ってます。
日本のミッションではないですが、同じ火星へのミッションとして欧州の火星探査機の着陸機である
ビーグル2がクリスマスに火星に突入しましたが、その後通信が途絶していて、着陸に失敗した可能性が
濃厚となっています。
これも、いかに火星ミッションが困難であるかのひとつの例といえましょう。
(まぁ、軌道投入に失敗したのぞみとは状況が違いますけど。)
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連れが地方ローカルとはいえども、ラジオ・デビューにひきつづいてテレビ・デビューしてしまいました。
ラジオは武蔵野FMという地方ローカルラジオだったのですが、連れが参加していたオカリナグループへ
取材の依頼があり、11月にその収録がありました。
それでもびっくりだったのですが、今度は武蔵野三鷹ケーブルテレビの番組に出演ということで、
これまたびっくり。収録にはいっしょに行ってきたのですが、滅多に味わうことのできない貴重な
体験をさせていただきました。
テレビの方はインタビューと曲の演奏で10分程度、4日程度毎日、合計21回にわたってくりかえし放映された
そうです。
オカリナグループのメンバーのひとりが録画したビデオを見ましたが、デッキの調子が悪かったのか、
音はあんまりよくありませんでした。でもしっかりと映ってたりしてこれまたびっくりです。
ラジオの方はまた来年取材があるかも、ということでした。
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ゆうべ、都心で初雪がありました。
屋根がうっすらと白くなってました。
どうりで寒いわけだ。
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今年も残すところあとわずか。
きなくさい世界情勢が続いていますが、来年は平穏な年となってほしいものです。
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27 November 2003
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この前の出張から約2ヶ月たちましたけど、そのあいだに結構色々ありました。
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10月から勤務地が筑波になりまして、東京から2時間ほどかけて毎日かよってたりします。
JRで東京駅まで出てから、高速バスを使ってたりします。
JRは定期がありますけど、高速バスって定期みたいのはないんですね。
回数券を買ってそれを使ってます。通勤中起きてると大変なので、
大抵行き帰りはバスの中で寝てます。
そんな通勤をくりかえしてるうちに、10月の中頃に左腕の神経をいためてしまって左手首から下が
だらんとたれさがるようになってしまいました。
医者で図解を見せてもらったのですが、手の上腕外側の一ヶ所の神経をいためるだけで、
このような症状が出てくるのだそうです。
手をにぎることはできるのにひろげることができないというのは変な感じでした。
このような怪我をすると手がむくんでくるのだそうなのですが、
それを防ぐためと手がにぎった状態で固まらないように、
手をひろげた状態で固定して手を吊ってる生活が続きました。
最初に医者に行ったときは、なおるのに6ヶ月ぐらいかかるよ、と脅されたのですが、
10月の下旬に行ったときは結構経過がよくて、1ヶ月ぐらいでよくなると言われるまでになりました。
11月の上旬あたりから手の固定をはずして生活するようにしてきたのですが、
段々と手のしびれも取れてきて、自由がきくようになってきました。
神経が一部分だけ通ってるせいなのか、少ない筋肉で手をもちあげようとするために
腕の筋肉が腱鞘炎になったりしました。
今ではすっかり大丈夫になりましたよ。
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10月の5日は伊勢原でフルートのオーケストラがあるというので連れと行ってきました。
オーケストラは打楽器とかかなりの低音部とかもあったりするおかげで厚みができてくるのですが、
いくら特殊なフルートで超低音部を入れたといえ、厚みが足りないような気がしました。
それでも、その特殊フルートは子供の背丈ぐらいあるような巨大なものだったりして、
おもしろかったです。
なんでもフルートは元々低音が鳴らしにくいらしいのですが、
最近の技術の進歩によって鳴らせるようになってきたのだそうです。
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10月の上旬に、土日祝日の連休を利用して連れが大阪へ里帰りしてきました。
高校のクラス会があるのと、以前行っていたオカリナ教室のレッスンと重なっていたのを機会に
帰ることにしたのです。
夜行バスの非常に安いやつがあったので、これ幸いとそれを使って往復することにしたのですが、
まんまとクラス会でつかまってしまって、その日の夜行で帰ってこれず、
次の日に飛行機で戻ってくることになりました。
それでもかなり楽しんできたようなので、なによりです。
でもかなりの強行軍だったから疲れたんじゃないかなぁ。
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10月25日に横浜で楽器フェアに行ってきました。去年も行ったやつです。
実は26日に連れがそこでオカリナを吹きに行く予定だったのですが、
早々にその日にコミクリが重なってることがわかって、泣く泣く別行動することになってました。
そのかわり、ということで25日は一緒に行動することにしたのでした。
色んな楽器を見てきました。
まだ腕がしびれてる状態だったので、楽器に触れることはできませんでしたが、
結構楽しんできました。
ブースの半分ぐらいはアコースティックでなくてバンド系の楽器だったので、
私と連れはさらっと流してきました。
帰りに寄った渋谷で話題の足裏マッサージに行きました。
足裏に疲れがたまっていたので、一度行ってみたいと思っていたのですが、
なかなかに気持よかったです。
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11月8日にはオカリナコンサートに行ってきました。
今までは、連れがアケタのオカリナを使ってることもあって、
アケタ系のオカリナしか聞いたことなかったのですが、この日はいろんなメーカーのオカリナ演奏を聞いてきました。
オカリナは陶製であることもあって音色や音程を安定して出すことが難しい楽器なのですが、
なかなかそこまで考えて演奏できてる人が少ないのは残念なことです。
アンサンブルも、オカリナ自体の特色のせいで難しいということもあると思いますが、
アレンジ(編曲)自体もおもしろ味に欠けるものが多く、まぁ、こんなものなのかなぁ、という感じでした。
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11月9日は声のオーケストラと称されるシャンティ・クリアの演奏会に行きました。
当初私の分のチケットはなくて、連れと連れのオカリナ仲間だけで行くことになっていたのですが、
寸前になってまだチケットがあまってるということで急拠行くことになりました。
シャンティ・クリアはアメリカの唯一のフルタイムで活動してるアカペラ合唱隊で、
世界中をまわって年に100回以上のコンサートを開いてるそうです。
レバートリーも中世の唱歌からポップスやジャズまで幅広くこなす実力者たちです。
男性だけの合唱隊なのですが、高音部が女声のソプラノほどの高さがあって、
ほとんど混声合唱のような感じだったりします。
人間の声は楽器と違って一定の音を出すのはむずかしいと思うのですが、
とてもきれいでぴたりとそろったすばらしい演奏を聞かせてもらいました。
連れはシャンティ・クリアのCDをその場で3枚も買っていたのですが、
やはり録音よりも生の方が迫力があって感激物でした。
聞いたことない人も一度聞いてみるといいと思います。
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11月16日は本当はデザインフェスタに行くつもりだったのですが中止になりました。
連れの友人が最初にいっしょに行こうと声をかけてきたのですが、
なかなか返事がなかったことと、それにこのところでずっぱりで疲れがたまってきていたというこもあって、
この日はやめることにしたのでした。
その実、デザインフェスタには行ったことなかったので、どんなところかよくわからなかったりします。
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また種子島に来てたりします。
歴史はくりかえすというかなんというか、また種子島からの日記更新です。
やれやれ。
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22 September 2003
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ここで書いた伯父ですが、
20日の晩に亡くなりました。
しばらく前からガンだという話は聞いていたのですが、突然のことでびっくりしました。
伯父はとある玩具メーカーの社長を一時していたこともある人なので、
葬式は結構壮大なものになるかもしれないな。
残念ながら、こちらは種子島にいるので葬式には出れないんですけどねぇ。
故人の冥福を心からお祈り致します。
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20 September 2003
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またしばらくぶりです。
潜伏していた某知人(笑)のウェブサイトが
公開されたので報告までに (^^;;;
公開されたばかりなのに、もう日記がすすんでいるのは御愛嬌ということで。
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もう大分たってしまいましたが、8月末にやってる麻布十番の十番祭に行きました。
本当は知人に誘われていたのですが、日程があわなかったので、最終日に連れと行ってきました。
いやぁ、すごい熱気でしたね。
ものすごい人の集りで、ぎゅうぎゅうだったのです。
高速道路の下の公園では、いろんな国の料理とかが食べられたりして、普通じゃないなぁ、という感じです。
今年は祭が終るまでいたんですが、連れは会場のはじっこの方の骨董市をもっと見たかったみたいでした。
来年もスケジュールがあえば行こうかなぁ。
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これもまた8月なんですが、伯父が所属してる絵画教室みたいなもの(?)の画展があったので、
藤沢まで行ってきました。
小田急線で藤沢まで一本で行けるのすが、行ったことがなかったもので、
結構、へー、という感じでした。(どういう感じだ (^^;;;)
藤沢は江ノ電の始発駅なんですよね。
これを見てなんとなく、鎌倉の方に行ってみたくなりました。
そのうち連れと行きたいなぁ。
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9月は後半から種子島に出張してる(現在進行中)なのですが、
その期間中の休出の分を出張前にまとめて振り替えることになりました。
思いもかけない、ちょっとした秋休みです。
結構あちこち歩きたおしました。
武蔵境から田無、そして東伏見まで連れと歩きました。武蔵境は日本最大のイトーヨーカドーがあるということだったのですが、
確かにでかい。
食料品売場しか行かなかったのですが、なんというか同じ品が大量に置いてあるんですよ。
よくもまぁ、これだけ売りさばけるもんだっていうぐらいあるんです。
それには仰天しました。
東伏見から吉祥寺まではバスで行って、そこのアイリッシュパブで夕食を取って、
またもや歩いて西荻まで帰りました。
それから別の日には上野でアレクサンダー大王についての展示があったので、そこへ行って、
それから秋葉原経由で神保町まで歩きました。
神保町にあるベルギービールの店で連れと夕食をすませました。
ベルギーは世界で一番ビールの消費量が多いらしいのですが、ビールの種類もまた膨大です。
ビールの種類ごとにグラスも入れ方も違ってくるらしいのです。
味も日本のピルスナータイプと全然違う甘みのある独特な味だったりします。
結構都内にベルギービールの店があるので、興味がある人は行ってみるといいと思います。
その次の日は池袋のナンジャタウンで餃子とアイスクリームを食べてきました。
池袋から山手線で原宿へ行こうとしてたのですが、
人身事故で山手線が止まっていました。
とりあえず埼京線で新宿まで出たところで山手線が動きだしたみたいなので、それで原宿まで行きました。
原宿にはウォーキングシューズの店があったので、連れといっしょに靴を買いました。
原宿からは新宿まで歩きました。
本当に歩き通しでしたね。
昔のも見てね。
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